ラブデリック「moon」最後の祭典2020の話
「一番好きなゲームは何?」
と聞かれたらいつも「ラブデリックのmoon」と答えていた。
何千本と色々なゲームをプレイしてきたのに、いつまで経っても小学生の頃プレイしたmoonが最高の思い出の一本として頭から離れない。
moonを作った人が「ゲーム制作」が何度も嫌になったのにも関わらず自分で新しい会社を立ち上げてmoonとは全く違う、挑戦的で独創的なゲームを作り続けてくれているのに「moonが一番の思い出のゲームで~」と言ってしまう。
幼少の頃の体験は一生更新されることがない。マイベストゲームはと聞かれたら?moon。
今の時代、自分の青春時代とは比べ物にならないくらい面白いゲームが山程生み出されているのに昔のゲームを語るのはあまり好きではない。なんか生産的じゃないし。
そんな事を思っていた矢先、2019年末にNintendo Switchでmoonが移植。
2020年10月にmoonの全ての楽曲を網羅しアレンジも施したサウンドトラック「EX-PO ’97 In memoriam the moondays」、moonでは語られなかった物語を収録した限定パッケージ「moon PREMIUM EDITION」、ガチクオリティの「透明の少年 フィギュア」、急過ぎてそんなにお金用意してないよ~「山盛りのmoonグッズ達」が発売。
「伝説のRPG moonを作った人~」という肩書きを払拭し、長年彷徨っていたmoonファンを成仏させるため、moonの全てを2020年に絞り出していただきました。
本当にありがとうございます。これで心置きなくmoonとお別れできます。
新作RPG(?)、メッチャクチャ楽しみにしています。モナムール発売いつですか?
でも...せっかくなんで"もうちょっと"だけmoonの事、また思い出して語り合ってもいいですか?