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ENライバーとJPライバーの文化の違いを感じた話

にじさんじENとJPを見ていると根本的に考え方が違うところがあるな…と思うことがある。良いも悪いもなくそれはただ形成してきた文化が違うのだろう。
※この記事ではライバーもVも全部Vとして記述してます。


LuxiemからハマったV沼

ある時、絵師さんのツイでにじさんじでデビューした子を手掛けたということを知った。元々他箱のVも担当していたので、まさかにじさんじから出ると思ってなくてびっくりした。
Luxiemの配信を見てみるとそれぞれの関係性を好きになり、そこからVにハマった。(その前は他箱のVを見ていたが、ファンと交流する事はなくROM専だった)
英語のListeningはLuxiemから始めた。最初は全然聞き取れなかったけれど、丁度その頃は個人で日本語実況をメモする方も多く、内容を軽く知るのはそれほど難しくなかった。

そこでENの文化に触れた。

時間通り始まらなくても誰も怒らない

それは時間にルーズだからとかではなくて、それぞれに理由がある。

ENはそもそも居住地が大陸ごと違う。
スケジュールの基準となるタイムゾーンがVごとに違う。
また、ネット回線の設備等の問題や配信機材のトラブルも多く、基本的にコラボの時間はピッタリに始まらない。

特に回線問題は深刻で、オーストラリア在住のVは当日にネット回線が使えない状態になることもしばしばある。今日はネット回線が繋がりませんというアナウンスがあるらしいという話はVのツイートで知った。
イギリスはADSLが基本で光回線をひけるのはごく一部という話もある。もちろん通信速度も日本ほどでない。(昔の話だろうと思って調べてみたらどうやら今でもそのような感じらしい)

そのため機材トラブルとネット回線トラブルは日常茶飯だったりする。
Vたちもそういう事情がわかっているのでいちいち怒ることはしないし、本人たちもジョークの一部として使う事がある。

タイムゾーンが違うので時間を間違える事がよくある

上の話と連動して、コラボの時に時間を間違えるというのは非常によくある話だ。
単に連絡ミスという以外に共有カレンダーにみんなで書き込んでいてもそういうミスはあるらしい。
また、サマータイムが始まると時間が1時間変わる。国によって始まる地域の違いもあるので、その前後は時間がズレることも珍しくない。
なので、お互いに仕方ないよね!じゃあこの時間から始めよう!と直前で訂正されることもある。

特徴的なレイド文化

ENにあってJPにない代表的なものは多分これだろう。
You Tubeでは『リダイレクト』といって配信の終わりに他のチャンネルに誘導する事が出来る機能が追加された。元々Twitchに親しみがある人にとっては『レイド』機能と同じなので馴染み深い。
ENは配信が終わったら他のENにレイドすることが多い。
そしてレイドされたVは歓迎する。チャット欄は挨拶で溢れて、そのVのリスナーにも挨拶してくれる。
人によっては今日の配信どんな事したの?って聞いてくれる人もいる。
そういう交流が文化として定着している。

これはJPにはない文化…というより概要欄でよく書かれている『配信者の話題に沿った会話をして欲しい』というルール違反になりかねないくらい決定的に違うところだ。

いきなり他配信のリスナーがきてチャット欄で挨拶をするのでJPはよく驚く場面に遭遇する。
JP文化をよく知るENはレイドしても「チャット欄で挨拶せずに静かにね」と言葉を添える事もあるが、必ずしも守られてるとは言えない。
ただこれはJPの暗黙のルールを知らないから起こる齟齬であり、これこそまさに文化の違いなのだ。
日本は言葉にせずに察する文化が浸透しているけど、海外は逆に言葉にすることで相手に伝える文化によって成り立っているようにみえる。
言葉にしないから伝わらないし失礼かどうかもわからない。
もちろんJPライバーを見てるENファンも居るので、そういう振る舞いがNGだっていうのを知ってる人もいる。

でも、今はJPENの交流が増えてきている時代になってきている。
これからは双方に合意の元レイドすることが歓迎される交流に変化するかもしれない。
お互いにとって交流しやすい環境を作れるかもしれない。
そんな変化をするかどうかの時代になっているのかも…。

JPファンとENファン交流が変な誤解なく出来て
言語交流も盛んになったら良いのにな…とちょっと思っている。

双方の配信の文化の話を議題に一枠国際コラボとかどうですか?

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