『M 愛すべき人がいて』が想像以上に大映テレビだった件
昨夜、『M 愛すべき人がいて』を見た。すごかった。感動し、そして大いに笑った。この感動を伝えるべく、
君がMを見るまで、僕はnoteを書くのをやめないィィィ!
話は金曜日に遡る。どうも最近男関係がしっくりきてないYさんとのアラフィフ会話。
「なんかさ、男って頼って欲しいじゃない。だから『私なんにもできませ~ん』みたいな女の子が好きなのよね」
「そんな事ないよ。ちゃんと大人の女として自立してる人も魅力はあるよ」
「そう? でも守ってあげたくなるかわいい子好きでしょ? ほら、なんだっけ、あれ、あれよ。あのドラマの」
【アラフィフ豆知識:会話の中に”あれ”の数は年齢に比例する】
「ドジでノロマな亀?」
「そうそうそう、あれ!スチュワーデス物語!」
「まあね、不器用に頑張ってる娘を応援したくなるっていうのはあるかもね」
「そういえばさ、あのドラマ見てる?アユの?」
「あー、あれね。いや、全然興味ないんだけど」
【アラフィフ豆知識:同じテーマの会話を続けていられず必ず横道にそれる】
「そのドラマの中でね、田中みな実が眼帯してるの」
「あー、それはCMで見たかも」
「その姿がさー、ほら、あれ、あの人!」
「ああーーー、あれ!あれね、これ!」
「それそれそれ!www」
「まじ?見てみよー!ww」
【アラフィフ豆知識:”あれ”と”それ”とジェスチャーでだいたいの会話は通じる】
(しかし今見ると片平なぎさって、色っぽいし美人だったんだな)
【アラフィフ豆知識:昭和用語「色っぽい」=セクシーのこと】
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こんな感じの会話があって迎えた土曜。さあ、始まりました。
主役のアユは安斉かれんさん。見始めてすぐにわかった。
「この子は、令和の堀ちえみだ…」
ちなみに「安斉かれん」をGoogle検索すると「大根」とサジェストされる。ファンの方、ごめんなさい。
そして、自分のことを「わたし」ではなく「アユ」と言うこの台詞回し。
「アユ、やってみます!」
見よ、この純朴な眼差し。言ってなくても語尾に「教官!」が聞こえてくるではないか。
[参考画像:スチュワーデス物語より]
教官役は三浦翔平さん。これまた台詞がいちいちダサい!完璧なまでにクソダサい!
そして完全に風間杜夫を憑依させている。(よくこの仕事受けたな)ファンの方、ごめんなさい。
しかし、海岸でのこのシーンを見て、僕の考えが間違っていたことに気付かされた。
「アユー!お前はアイドルじゃない。歌手でもない。アーチストになるんだ!」
おわかりだろうか?
これは風間杜夫ではない。松村雄基だ!
[参考画像:乳姉妹より]
このドラマで三浦翔平が演じているのは風間杜夫と松村雄基のハイブリッドなのだ!
なんという贅沢!
それがまた見事にはまっている!さすがプロ!
さて、問題の田中みな実だが。
うむ。噂にたがわず、あれである。あの時のあれのままだ。
もう、これはそのまんま。きっと片平なぎささんに演技指導を受けたのであろう。あるいは小沢真珠かもしれない。
[参考画像:牡丹と薔薇より]
まあ、なにしろその体全体から放つ意地汚さがしっかり表現されている。笑っちゃうほどだ。
ということで、このドラマ、特定の世代にはその辺のお笑い番組よりウケること間違いなし。ぜひ見ていただきたい。
※もし、君が20代なら予習としてこの動画を見ておくことをおススメする
さて今シーズンのイチオシのこのドラマ、なんと現在ABEMAビデオで配信しているらしい。急げ!まだ間に合う!
※昨夜の興奮そのままに調子に乗って書きましたが、この記事、怒られたらすぐに削除します。
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