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回答編:使う道具は大切に【 #言葉を宿したモノたち 】

先日はお騒がせいたしました。ちょっと刺激が強かったかなと反省しております。

問題の記事はこちら。

こちらの企画に参加するための記事でした。

擬人化パレードするよ 【 #言葉を宿したモノたち
原稿用紙1~2枚分、つまり400文字から800文字の間で物語を書いていただきます。
その物語の中心となるルールは一つだけ。
身の回りにあるモノをヒトに見立てて、そのモノから世界がどう見えているかを正体を明かさずに書くこと。
そして、物語の締め方にルールが一つあります。
文末にその物語を語っているモノが一体何であるのかを読者に問いかけること。

さて、僕が書いた『言葉を宿したモノ』はなんだったのか。

本日の記事はその回答編でございます。


本文の端々にヒントを散りばめておいたので、簡単だったと思います。

おい、灯りくらい落とせよ!
まったく、最近の若い女の子は恥じらいってもんがないのかね。見てるこっちが照れちまうよ。
こんな現場を親が見たら泣くぜ。

ご想像通りでございます。

明るいところでパパッと脱いでしまう若い女の子を表現しております。

『誰がそれを使うか』というヒントですね。

この男が最初に俺を使ったのはたしかOLさんだったな。
「こんなの初めてー!」って喜んでたけどな。

最近のマシンは思った以上にすごい。

使ってみてイメージが覆される女性も多い事でしょう。

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こちらはその『それを使った人の感想』

そして、ストーリーは実際にコレを使う場面に移ります。

まずはコンセントに刺して。OK、それでいい。
あ~ぁ、ビショビショじゃないか。

コンセントに刺す。

これヒントですよね。

そして。

『ビショビショ』

この言葉を使うかどうか、最後まで迷いました。

あまりにも直接的な表現。あまりにも品が無い。

ですが、悩んだあげく、僕は覚悟を決めました。

「ドン引きされたっていい。僕はこの記事に賭ける」と。


場面は続きます。

そう、そこのスイッチな。おおっと、いきなり強くするなよ。ビックリしちまうからな。最初は弱めで…
そうそう、弱めたり強めたり。なかなかうまいじゃねぇか。
それじゃ一気にイクぜ。ブィィォォォンン ♪


さあ、『こんな風に使うモノ』


ここまでくれば、もうおわかりですよね。


この”モノ”の正体は…



こちら!


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ドライヤーでした!

最近のドライヤーってすんごいんですよ。

こちらのダイソンのドライヤーは、濡れた髪の水素結合が切れている状態を利用し、コアンダ効果によって髪を乾かしながらスタイリン… ちょっと何言ってるかわかりませんが、まあとにかくすごい。

これを使えばあなたもきっと「こんなの初めてー!」と叫ぶこと間違いなし。

このダイソンのドライヤー、今なら42,500円!

(アホみたいに高いな… )


簡単すぎたでしょうか!

これだとドライヤーしか考えられませんよね?

いやー、もっと、難しくすればよかったなー。

でも、何か勘違いされた方もいらっしゃるようで・・・

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(ご本人の名誉のために一部画像を加工してあります)


『答えは〇××や。』

はて? なんのことやら… 



というわけで、無事閉幕となった擬人化パレード。

楽しかったー。

仲高宏さんに感謝です!

ありがとうございました!

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