既に宿題の半分が終わっているスムーズすぎる夏休み
時に学校に行きたくないと言いながらそれっきり問題なく登校を続け、無事に夏休みに突入しまさしく謳歌している子どもの様を見るのはとても誇らしく、親として安心します。
お弁当マラソン再開
7月に入って早々に短縮授業、給食終了、弁当持参という文言が踊りましたが、つい3月まで6年以上毎朝お弁当を準備してきた経験則で特に問題がなかったのは助かりました。強いていうなら冷食やおかずになりそうなものを溜め込む習慣が薄れてはじめていたくらいで、それも子どもを「好きなおかず買ってええで!」と煽りまくりながらスーパーへ向かいあれは好き、これは嫌いとあえて選り好みをさせながらどんどんカゴに詰め込ませるムーブをやってもらうなど半ばエンタメ化したりとまあまあ余裕のある夏を始められています。「ごまだんご買っていい!?」「ええで!」「カスタード味のごまだんごも良い…!?」「カスタード味…!?ええで!」なんてしてる時のいそいそ顔がそのまま夏休みの扉となったのは大変微笑ましいことです。
宿題に取り組むのに必要な体力と心構え
夏休みの宿題は割と多めに出ましたが、学童でも家でもドリルを毎日3ページずつコツコツ減らしていくなど早め早めに動けており、そのほかお稽古や学童のお友達から誘われる各種夏祭りやコンサート、博物館見学など開始2週間でとんでもねえ小学生ライフを謳歌しているので絵日記も所定のマスを超えるほどに書いてしまうなど、心身ともにめちゃくちゃ捗っている様子です。今日も朝から市民プール連れてったんすよ…(ゲッソリ)
で、やっぱり日頃から宿題の習慣がちゃんとついてるかって大事だと思うんですよね。うちの子どもは習い事(ピアノ)で書くタイプの宿題をもうかれこれ2年やっているので、鉛筆を持つ習慣や集中して書く体力があらかじめついてきていたのも良かったのかなあなんて思います。今でも週初めには学校の宿題の合間に音符を書いたり拍の足し算とかをやっているので、結局夏の宿題も日割りにさえして仕舞えば日頃の学校の宿題に比べたら大したことがないという感じなのかもしれません。そして実際のところ、私も「早く終わらせちゃえばいっぱい休める」派の考え方をするので、楽をするために結果的に「早め早めにコツコツやる」が身に染みているのかもしれません。これが今後も続けられるようにするのが親の務めかなあなんて思います。
フリーのすばらしさを体いっぱいに感じる夏休み
で、やっぱり自営業なってて良かったと痛感する夏なんですよ。こういうことを見越して自由に使える時間を増やすために、いろんな”安定的”なものを捨てたわけですけど、確かに不安定にはなったものの踏ん張れない程度の不安定さではなく、それはともすればフルタイムで勤め人をやっていた時の方が歯を食いしばって、完全に無理のある体勢で踏ん張っていたと思うので、今の感じで行けるなら頑張りたいなあとやはり強く思う夏です。
夏休みに入ってからというもの、子どもは友達がいっぱいいる学童に行きたいという日の方が多く、でも今日は家でゴロゴロしたいとか、1日ゲームしたいとか、プール連れてってとかたまにポロッと出る要求を「じゃあ明日お仕事休もっかー」で叶えてあげられるのが本当に楽なわけです。もちろん先方に頭を下げるときもありますが、もう3年目ともなるとよくわかってくれる得意先も多く、じゃあその分9月から頑張ってよという言葉を頂戴したりとか、逆に色つけるからどうしてもすぐ来てくれとか交渉ごとが多くなるのも働いてるなあとか、他方正社員をやっていた前々職の年収とほとんどトントンというくらいには稼げ始めているので(どんだけ低かったんだ)そういう意味でもお客様に直に支えられていることを痛感し、ここまで飲んできたリスクへの対価を子育ての時間へ充て続けられたことが結実してきているなという実感があります。いい時間だよ夏休み。大江千里聞きたい。
主夫という現象と”周りの人”-小1の壁、今のところ現れず
他方で、子どもが就学することで社会とかなり大きく接することができるようになったことが確認できる夏、上半期でもありました。かれこれ主夫生活8年目のシーズンであり、それだけの時間が経って解決したり、ようやく根ざすものもあるもので、私自身が正直あまり吹聴しなかった「主夫」であるということ(役割は真っ当だけど、主夫という言葉が好ましくないように感じている)がいろんなママ友さんに平然と受け入れてもらえていることが実感できることが多くありました。
例えば、夕方にばったり会ったママAから「今度うちの子と同じ学童に行かせたいんだけどどんなところなの?」とか、スーパーで出くわしたBちゃんとママBから「今日何買ったの?晩御飯何作るの?(A.カルボナーラだよー)」「このクーポンもらって!今日までだし」とか、お迎え時間が被ったママCから「次のお祭り浴衣着ていきます???みんなどうするか聞いてます???」とか、こういうの全部私に声かけてくれるの本当にありがたいなあって思うんですよ。そもそも正直異物感あるじゃないですか。おじさんって。なるべくスキンケアがんばったり服装も気を付けたりし話し方も頑張ってきたのもあり、話しかけてくれること、その内容も「情報交換」なのがいいところです。逆にたまに出くわすパパさんたちと話が合わない(何話していいかわかんない)のはともすれば一般的なママたちの感覚なのでしょう。
で、こういう話があったよって子どもやウチの人に晩御飯食べながらお話しするわけです。主夫がやりたいと言うより、地域で子育てする家庭にきっちり参画したいと思っていたので、それが小学校や学童、習い事などのコミュニティの遠心力というか浸透圧でゆっくりと回り始めたのは、ついにこの日が来たかと思います。みんな仲良くがいちばんです。
画像はAIが考える「小学生になってウチの両親の役割はよその家と違うっぽいことを認識しつつ今のところ肯定的なムスメ」です