お義母さん VS 夫
普段、同じ敷地内に住んでいる義父母とはご飯を一緒に食べないが、お盆なので昨日は義父母宅でみんなで食べた。
その時、義母がたくさん果物を用意してくれたのだが余ってしまったので、
「持ってって」
と言ってくれたが、夫はその果物が嫌いなので、
「いらない」
と。
「なんでよ、持っていきなよ。マリーは好きなんだから」
といつもの如く、義母も引き下がらない。
夫は、
「もういいって、多すぎるし!」
と突っぱねる。
私はお皿を洗いながらその様子を眺めていた。
さて、どうすべきか。
義母は単純に「私がその果物が好きだからあげたい」と思っていて、夫は「自分は嫌いだし、そんなにたくさんもらっても腐らせてしまうからもったいない」と思っている。
ここは私が結論を出すべきなのはわかる。
しかしどちらの味方になっても、もう片方からひと言ふた言言われるのは目に見えてる。
果物をもらうかどうかはもうどうでもよくて、早くこの場を片付けたかった私は、考えるのがだんだんめんどくさくなってきて、夫に、
「うるさいっ」
と一喝(笑)
義母の前で夫に「うるさい」と言ったことがなかったので、ふたりとも一瞬止まってた(笑)
そして義母に、
「とりあえず冷蔵庫に入れといてくれる?」
と穏やかに言い、その場はいったん収まった。
で。
しばらくしてから、義母がその果物を持って我が家へ。
「マリー好きでしょ」と。
気持ちはありがたかったんだけど、懲りない義母に笑ってしまった。
そして隣りにいた夫に義母は、
「あんたにはあげないから」
と冷たく言い放ち、夫も、
「いらんよ」
と。
もう勝手にしてくれ、と思いながらありがたくいただいた。
結婚して20年も超えると、嫁もたくましくなるもので。
結婚前とは大違い(笑)
↓結婚前の出来事はここに(でもごめんなさい、有料部分に掲載です)。
だけどね。
こんなやりとりは実の親子だからいいのよ。
好きなこと言っても、後腐れもなんもないから。
親子で好き勝手やり合ってくれるから、私と義母が結束することもたまにあるしね。
夫が悪者になってくれると、わりとうまくいくのよ(笑)