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内田美由紀
2024年11月27日 01:17
昔、男が東国へ行った時に、友人たちに、途上で言い寄越した歌 わするなよ ほどは雲ゐになりぬとも そらゆく月のめぐりあふまで (わすれるなよ 身は天上の人となったとしても 空を行く月のように巡って再会するまで) 「ほどは雲居になりぬとも」はどういう意味だろう。雲居には宮中の意味もあるので、殿上人になったともとれるし、文字通り天上の人となったということで亡くなったという意味もあるだろ