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【眼鏡ひょろがりクソDT!】豚のレバーは加熱しろ(豚レバ)

このNoteでは、アニメ「豚のレバーは加熱しろ(豚レバ)」を全12話見たので、私の視点で摘まんで感想と紹介をします。なお2周目。

とても少ない要素で小さくまとまった作品です。軽快なセリフ回し・明かされる世界の謎が軽く心を掴みます。ただし、7~9話に鬱要素があるので要注意! 結末はハッピーエンドなので、ご安心を。

  • 異世界転移(ただし豚に

  • ヲタク心に応えるヒロイン

  • 勘のいい主人公

  • 不穏な世界観

  • ハッピーエンドだけど凡作と思うかも?

ひとまず6話まで作業用BGMにして良い作品。2周すると細かい布石にも気づきます。




ざっくり紹介


主人公は、豚レバーを食べて中毒になり、異世界転移。ただし豚として。ということでタイトル回収。

ヒロイン(ジェスたそ)は、特殊な種族。小間使いとして働いた後、16歳にあると王都への旅に出ます。

主人公(豚)とジェスたその旅の物語。

主人公はなかなか洞察力があり、世界の謎に気づきます。

特殊な種族(イェスマ)は、なぜ16歳で王都に行かねばならないか、なぜ女性だけの種族なのかなど。

ちゃんと1期で明かされるので安心して見て大丈夫です。


特徴的なのはヒロイン「ジェスたそ」。

献身的でヲタク心にズギュンときます。

「貧相で見応えもないと思いますが、もしお望みならば」

主人公とは念話で会話。むしろ主人公の思考はダダ漏れ。ぶひぶひな考えも。

「いつでも覗いて良いですよ」

普通ならドン引きされ嫌われたりするところ、ジェスたそは受け入れてくれます。実はそれには性格だけではなく「事情」もあるんですが…。

1周みても理解できるのですが、2周見ると細かい布石に気づけます。1周目作業用、2周目少し見るぐらいも良いかも。



6話までは面白い


主人公から駄々洩れの「豚のようなヲタク思想」と、応えるヒロイン「ジェスたそ」。独特な世界観(魔法と動物)。少しばかりの仲間が登場して、ストーリーは進みます。


まず序盤。主人公の軽快なセリフ回し。洞察力と機転で、テンポ良く話が進みます。「面白い作品だな」と心掴まれます。

名言も多い。特に4話。「眼鏡ひょろがりクソDT」「初めてを教えるのが俺の背骨であってはならない!」。なお声優はSAOのキリト君。何してはるんすかキリトさん!

背骨で初めてを教えるシーン


会話になれたら、謎めた世界感が気になります。とはいえシンプル。聞き流していても理解できます。

魔法を使うための宝石「リスタ」。日常的に使われている割には、大きくは絡んできませんでしたが…。

異質な動物「ヘックリポン」。実は重要な役目を持っているとも。

豚さんのダンス。ヘックリポンのようだと好評。


基本的に1匹と1人のストーリーですが、少しだけ住民も絡みます。

道中の宿屋で働いている女の子。

狩人。剣からは炎出せます。苦い過去があり、宿屋の女の子と絡みあり。

とはいえ深くは絡みません。主人公は世界を知りませんし、ヒロインもあまり語らないので、説明要員みたいなもの。




7~9話は要注意


本作は「鬱要素」があるので注意してください。

ヒロインと同じ種族の「ブレース」さん。

とてもかわいいのですが…。かなり胸糞なので要注意。ブレースさんは全く悪くないのですが…。なお声優は能登さん。

胸囲の格差があるシーンでは、ヒロインが主人公に少しヤキモチしててるのは良かったです。

しかし、この後の結末は良いものではありません。

ここでは書きませんが、もし見る際は気を付けてください。スキップしても良いかなと。過去話など深堀もされ、世界観が補強されますが、それでもスキップ推奨。




終盤ちゃんと明らかになるが…


王都へいよいよ到着。

ちょっと構造は分からなかったです。山というか、とんがりコーンな城壁というか、塔というか。

入るにはちょっとギミックありました。

世界を統べる王様と会話して、世界の仕組みが明らかに!

魔法使いとイェスマの話。面白い歴史なので、是非見て欲しいです。

ヒロインからも、ある真実が明かされます。なぜ献身的だったのか。主人公が転移したのか、しかも豚として。

そして物語は結末を迎えます。

感動のフィナーレと思って大丈夫。バッドエンドではないので、ご安心を。

アニメ1期でしっかり完結しますが、「続きのある終わり方」。


ハッピーではありますが、「そこでキレイに終わっとけよ」とも。私はスッパリエンドでも良かったのかなぁ。「2次創作」「読者の想像」に投げても良い展開。とはいえ、wikipediaを見ると、切り口が変わってるので面白そうではありました。

以上のように、若干後味は好みで割れるかもしれません。でもまぁ、アリだしハッピーなので良し。


スクショは34枚。時間をおいて、2周見たんですが、少ない方。ストーリーも演出もシンプルだったので。

少ない要素でシュッとスマートに作られた作品。世界感・アイテム・登場人物が絞られています。がっつり考えながら見るよりは、ながら作業で、時折主人公の解説に耳を傾ける視聴が良いかと。




更に深く知るリンク集

公式サイト。

原作はなろう系ではなく、電撃小説大賞の作品。よって無料はありません。アニメ以降の展開を知るには、原作本の購入が必要です。原作は全9巻、完結しています。

少し詳しく触れてみたい方、書籍やDVDを手元に置いてみたい方。

Abemaで時折無料公開されています。待てる方は、夏休み・年末年始・GWに注目です。

ひとまず6話まで作業用BGMで流しておくと良い作品です。

でわでわ。

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