ボドゲの鉄人、テーブルアシスタントをやったよ
どうも、いせごんです。
12/15(日)に行われた第二回ボドゲの鉄人に、テーブルアシスタントとして参加したので、そのレポになります。
ボドゲの鉄人とはなんぞや?!
さてさて、ボドゲの鉄人とはそもそも何かという話をすると、ようは2時間でボードゲームを作っちゃうぜ!という大会です。
4人のゲームデザイナーが、テーマをもとに2時間で一つのゲームを作ってしまう、超短時間ハッカソンですね。アイディアソンでもなく、本当にほぼほぼ完成させます。
なんでテーブルアシスタントをやることに?!
なぜテーブルアシスタントをやることになったのかの経緯について。
まず第1回はゲームデザイナーとして参加しました。そこでは惜しくも2位だったわけで、今回もゲームデザイナーとして参加するつもりでした。
しかし2回目は先着ではなく、皆様の投票で3人を決めるというものでしたが、選ばれず…。悲しみ。
なにかしら貢献したいなと思い、テーブルアシスタントをやることになったというのがあります。
そもそもテーブルアシスタントってなんやねーん!!
では、テーブルアシスタントは何をするのかといえば、いわゆる書記です。
ゲームデザイナーがいま何をやっているのかをオーディエンスに伝える役ですね。
常に議事録を書き続ける役です。
鉄人タワーと呼ばれる大きなタワーに、ホワイトボードがババン!!と貼られています。
そこにマーカーで描いていく感じですね。
グラレコ(グラフィックレコード)をイメージしてもらえたらいいんじゃないでしょうか。あれは消さずにどんどん描いていきますが、今回のは流れ自体は残しつつも、「いま」起こっていることをどんどん書いては消してを繰り返していくものですね。
右側に議論の流れを書いて、左側はフリースペースとしていま起こっていることなどをバンバンかいていきました。
途中からルールのブラッシュアップタイムになっていたので、最終的には、ルールブックを仕上げることを目標に書き続けました。
完成したメモが以下の通りです。
ゲームのルールは、勝利条件とアクションがはっきりとしていれば、テストプレイはできます。
その後、テストプレイを繰り返しながら準備や終了条件、例外処理などが加わって、完成度を高めていきます。
テーブルアシスタントやってみてどうだったの!?!
テーブルアシスタントは、その流れを常に追えるので、楽しいし学びになると思います。
もちろん僕自身は作っている側の人間なので、何回か分岐点を感じていました。そこでの分岐を見れるのは、非常に面白かったです。
ボドゲの鉄人の中で、一番面白いと感じるのは、「テーブルアシスタント」ですね。別のゲームデザイナーの制作を間近で見つつ、それを言語化していく作業は、かなりの経験になります。
もちろんゲームデザイナーとして参加するのも、経験にはなりますが、やろうと思えば一人でもできるわけです。緊張や空気感、評価などはイベントだからこそ体感できるので、そこで成長ポイントもあるわけですが…。
テーブルアシスタントやった方がいいよ!!
おそらく、チームの話を聞きながら、メモをしていくのはかなり大変かと思います。オーディエンスにわかるように書かなくてはいけないので、責任重大なポジションでもあります。
自分ももう一度やる?って聞かれたら、やるならゲームデザイナーとして出たいですね。そりゃもちろんですよ。
そして責任重大だし、まとめられるか不安もあるからテーブルアシスタントをやるのに二の足を踏む気持ちもわからなくはないです。
それでもオススメする理由は、別のゲームデザイナーの制作を間近で見つつ、それを言語化していく作業が、他では絶対にできない経験だからです。
そこでの学びは今後のゲーム制作に必ず役に立ちます。
だからこそ、もし僕がゲームデザイナーとして参加したら、テーブルアシスタントには、ゲームデザイナー以外がいいかもなーと微かに感じてしまいます。
それはアイディア自体が盗まれるとかそういう次元ではなく、クリエイティブでの向き合い方、根底部分を盗まれると感じるからです。
例えば、出てきたアイディアに対してどういう風に対応するのか。そのアイディアをブラッシュアップする際にどのような手段でブラッシュアップしていくのか。
そういうのを肌で感じられるぐらいには距離が近いということですね。
だからこそゲームデザイナーの人は絶対にやった方がいいし、絶対にやらないでほしいです。(なにいっとんねん)
という話でした。
これでレポは終わりです。
以上、終わりっ!
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