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2022年 5月 “How many roads must a man walk down Before you call him a man?” (Blowin’In The Wind / Bob Dylan) このところ「風に吹かれて」を繰り返し聴いている。ちょうど半世紀程前、アメリカがベトナム戦争で北爆を繰り返していた頃、学生時代に聴いていた歌だ。 狭くて汚い我が事務所で、ガンガン音楽を浴びながら「緊急上映」呼びかけの手紙を書いている。 アトサキ考えずに「
2022年 4月 「戦争をやめてほしい」 誰もがそう思っているはずなのに、戦争が始まってしまった。 新作『いまはむかし〜父・ジャワ・幻のフィルム〜』はもう二度と戦争をしてはいけない、というメッセージを、映画人としてプロパガンダ映画を製作し、80年前のあの戦争に加担した、父・伊勢長之助の在り方を見つめ直すことで、描いた映画だ。 父が、戦時中、三年間にわたって創り続けた100本に及ぶプロパガンダ映画…。 戦後、反戦の思いを込めて製作したニュース速報『世紀の判決 ─東
2021年 6月〈号外〉 メディアでは、映画館もようやく上映再開!! よかったよかった・・・と報道してるけど、我等が自主上映は、いまだに上映中止が続いている。 6月12日(土)に順延していた日比谷図書文化館ホールでの「バリアフリー上映会」が会場からの連絡で、又、又、中止になった・・・ 結局、我々のような自主製作・自主上映に取り組んでいる零細プロダクションがワリを喰う「格差社会」なのだ。 悔しい!! 「オマエラはツブレテシマエ!!」 と世の中は言ってるんだ。 (映画館には
2021年 5月 新緑がさわやかで気分がいい・・・と言いたいところだけど、気分が悪い。 緊急事態宣言の延長で、映画館はプラネタリウムと共に休業命令が出された。劇場はOKだけど映画館はNG・・・どういうことなんだろう? 黙ってスクリーンに向き合う映画館がNGなことの理由が、さっぱりワカラナイ。説明も無いしね・・・。 役人や政治家になるような人は、賢い人のはずだけど、きっとよほどの話題作でないと映画館に足を運ばないのだと思う。 「コロナ禍」の状況で露呈してしまっているのは、