最近の推しの話

散文的に、時には詩的に。

noteという媒体は不思議なもので、普段はTwitterなんかで萌えを書き散らしていても、このエディタを開くと真面目な顔して真面目な文章を書きたくなっちゃうんですよね。
ブログはまだ「マンションの中の自分の部屋」みたいな雰囲気がありますが、noteは壁新聞のようなものでしょうか。
きちんとしたテキストを書く環境が整っているので、そうせざるを得ないみたいな気持ちになります。

今回は、VTuberの配信を見て癒されていますよという話をします。

日々いろんな配信を見てはいますが、ここで取り上げるのは2つ。
ひとつは、先日のねねちのゲーム配信。
「おじさんと遊ぼう」というフリーゲームの実況配信について。
もうひとつは、同じく先日のときなちゃんの雑談配信。
毎月の月末恒例となっている、その月を振り返りつつ雑多な話をするのんびりした配信の思い出です。

■ねねちのゲーム実況配信

https://www.youtube.com/watch?v=eV7g6IxFhmQ

「おじさんと遊ぼう」
フリーゲームらしくシンプルながらもとがった作品ですね、これ。
実は先日フブキちゃんが同じゲームを配信していたのを見ていたので、ストーリーは全部把握済みではあったんですが。
それよりも凄いなと思ったのは、ねねちの「ゲーム中のおじさん構文で学び、その場で実践して本当にTwitterでフォロワーにリプライ投げたりする」というビーンボールみたいなチャレンジです。
配信見ていれば突然推しからおじさん構文のテキストが送られてきても嬉しさと笑いで満足するでしょうけれど、配信を知らない端の人からしたら意味が分からない。しかも内容が内容なので一歩間違えれば危ういラインに足を踏み込みかねない、とんでもない挑戦でした。
小学生みたいな下ネタとセクハラをかますことで「ねねおじ」と呼ばれることもあるねねちがおじさん構文まで身に付けてしまったら、文字通り身も心もねねおじと化してしまう。
しばらく配信を控えていた後にやる一発目の復活配信の内容とは思えませんね。桃鈴ねね、とんでもねえ女だ。


■ときなちゃんの雑談配信

ちょっと上記と温度差が激しすぎて風邪ひきそうなんですが、ときなちゃんの月末雑談配信は、終始ゆったりまったりしていて心地いい時間でした。
毎月の月末月曜日に実施される雑談配信では、その月にあった配信や動画投稿の内容を振り返ったり、イベントの思い出話をしたり、のっぺ汁のレシピやカップヌードルの好きな味で争いが起こったりしています。
今回の学びは、「トキの羽は落ちているのを拾ってもいいけど、タダでも他人に譲渡してはいけない」というものです。
トキの羽を拾う機会なんてめったにあるものじゃないとはいえ、気を付けなければいけませんね。
ときなちゃんの声はふわふわと癒されるイメージがあります。歌っているときやコラボしているときの緊張感ある、あるいは元気な声もとてもいいものです。翻って雑談配信では、どこか力の抜けた、まったりしたトーンになるので聞き心地がいいんですよね。
アナウンサー志望ということもあるのか、発音もはっきりしていて聞き取りやすい。たまに噛むのはご愛敬。
個人的にASMRって恥ずかしくて聞けないんですが、朗読とかしてほしいなと思うことはあります。
そういえばときなちゃんデビューから間もないころに、「お姉さんっぽい? 妹っぽい?」という質問で自分は「妹っぽい」に票を入れた覚えがあるんですが、こうして改めて考えてみると、お姉ちゃんっぽい癒し力があるなと思う次第です。
そして新しいグッズも出ました。王道であるアクリルスタンドは新種が増えています。可愛い。
そして今回はTシャツやカトラリー、ポーチという普段使いできそうなグッズが追加されました。全部買います。

どんなご高説が展開されようとも。
世間や周囲の煩わしい雑音に耳を貸すくらいなら、そのぶんの聴覚を推しの声や歌を聴くために使いたい。
それっぽい情報を並べて未来を憂うテキストに目を通すくらいなら、そのぶんの視覚を推しの表情やダンスを観るために使いたい。
そうして推しに力をもらって日々を生き抜いて、そこで得たもので推しを応援する。
推しと自分との関係なんて、それだけで十分だと思います。

他人の意見に振り回されがちな自分自身に、自戒を込めて。

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