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電子レンジでカオニャオ・マムゥアン



ライスプディングの思い出


約30年前、1か月ロンドンでドミトリーステイをしたときのことです。

朝はキッチンでシリアルやパンを食べて、夜はお母さんがスープからスイーツまで毎日美味しい夕食を出してくれました。

当時イギリスの食事は美味しくないという定説がありましたが、私はいつも喜んで食べていました。
ある日「Ise-rokuは日本人だから、今日のスイーツはきっと好きよ。」と素敵な笑顔で言われ、なんだろうとワクワクしていたら出てきたのは「ライスプディング」でした。

甘いものは好きでしたが、私はおはぎが苦手でした。
取り分けてくれた多めのライスプディングをなんとか食べて「おかわりいかが?」とにこやかに言ってくれるお母さんに躊躇しつつ「もうお腹いっぱいです。ありがとう。」とお断りしたことを昨日のことのように思い出せます。
カスタードクリームもお米もそれぞれ大好きなのに、一緒になると苦手になるのは不思議です。砂糖醤油をつけたお餅は好きなのに、甘いお米は好きになれない不思議。

もしかしたら、もちもち具合の違いなのかも知れないなと気づいたのが
チェンマイで「カオニャオ・マムゥアン」を食べたときです。
はじめのうちは餅米に甘くしたココナツミルクをかけて・・・という説明によりスルーしていたのですが、マンゴーだけでも食べたいという動機だったかでナイトバザールで食べてみたら、美味しかった✨

歳を重ねたせいなのか、日本の餅米のおはぎも今はわりと好きです。

カオニャオ(タイのもち米)・マムゥアン(マンゴー)


近年さまざまな理由で、まったくカオニャオ・マムゥアンを食べる機会がなく唐突に食べたくなっても「今、冬だし・・・」と諦めていたのですが、タイ産マンゴーを発見しました。
季節外れのマンゴーは高級です。
でも、近所のタイ料理屋さんにあるか分からないし、あったとしても絶対お高い、上の棚の愛媛産の紅マドンナよりも安い、という理由で思い切りました。

結果から言うと
お店で食べられるならお店で食べたかった😂
(マンゴー自体は申し分ない美味しさ)


以前カルディで売っているお手頃な紙パックは白かったのに
Chef's Choiseココナッツミルクはグレーがかっていることに驚き慌てて検索しました。・・・無漂白のものは、そうらしいということが分かりました。


蒸し器がないので、炊飯器かお鍋を使った方法で・・・と考えていたところ
電子レンジでも炊けました。
30分水につけ、1合なら水約150cc 濡れ付近を被せ 600W 7分程度 
うるち米より餅米の方が吸水率が高いせいか短時間で炊けます。


蒸し器があったらその方が美味しく炊けると思いますし、手にくっつかないもちもちとしたタイのもち米で作るのが一番です。
楽天市場に、もち米専用蒸し器フワット・モーヌンが3980円(送料無料)でありました。タイのもち米5Kg3480円(送料無料)は今売り切れでした。
フワットはざる・モーヌンはアルミ鍋、だそうです。 


白くするために牛乳を加えてココナッツミルクを温めお砂糖を加えました。

雰囲気はそれなりに楽しめましたが、やはりお店で食べたいと思いました。
それか、フワット・モーヌンを手に入れるか・・・。

残りのココナッツミルクは、三國シェフがYouTubeで紹介していた「サツマイモとココナッツミルクのポタージュ」にしてみました。


愛媛産「紅まどんな」


愛媛の親戚が送ってくれる、冬の楽しみです。
栽培は愛媛県内に限られているので東日本にお住まいの方は、見かける機会が少ないかも知れません。
松山が舞台「坊ちゃん」のマドンナからの「紅まどんな」でしょうか。

蜜柑農家さんの努力を感じるラインナップ。
愛媛県には日本で唯一のみかん研究所があるとのこと。


あらくれポーク


ソーセージを販売しているHPでの嬉しそうな笑顔が話題になっていたので、ご存じの方もいらっしゃるかも知れません。

愛媛県・大三島には「あらくれポーク」というソーセージもあります。
海を渡ってくる野生イノシシが蜜柑畑を荒らすので、しまなみイノシシ活用隊の皆さんが捕まえてソーセージにして売り出しているそうです。
大三島の方たちのユーモアと逞しさを感じます。



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