
極細ニッチ。
年間、国内は(車で)5万キロから8万キロ移動する。
新車で買ってもあっという間に20万キロを超えてしまう。
そこにある程度の荷物(カメラ数台からPC、それと調理器具)が入るので
僕の車の中は、モンスターバッテリーからフライパンまで積んである。
行く先々で、食材を手に入れて調理する日々。
これがこの10年でエアビーが増えたことでしやすくなった。
ホテルに泊まっても、基本米を炊く生活をしていたので
フルキッチンが付いているエアビーはとても助かる。
先日、福島の旅館に泊まったのだけれど
そこはフルキッチンつきの温泉旅館で(岩手の大沢温泉の自炊館的な感じではない)、なかなか新しい取り組みをしていた。
オープンキッチンなので、調理風景が見える。
目の前はカフェなので、インドからきたというカップルが僕の調理風景を目の前で見て、最後は一緒に食事をした。
あのスタイルも面白いなと感じた。
今、湯治場に関係する仕事を考えていて。
どこに持ち込むか、はたまた自分ところでやるか
どちらが速度感あるかだけなんだけれど、考えている。
日本は広く、細かい。
また細かくなった場が液状化して果てしなく細くなり広がっていく。
極細ニッチに旗を立てる仕事がしやすくなったのは、とても良いことだと思う。
