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今日、内田篤人が引退してしまう
2020年8月23日、私の大好きなフットボールプレイヤーが引退してしまう。
日頃から早起きな私なので、この日も何も特別に早起きしたわけではない。朝5時。「篤人はどんな気持ちで今朝の目覚めを迎えたのだろう」。
少しでも清々しく晴れやかな気持ちであることを祈って、この心象の揺さぶりに、短い初noteを綴ろうと思う。
「あの怪我がなかったら」
サッカーファンの誰もが思うことだろう。
タラレバを言っても仕方がない。
そんなこと本人が一番わかっている。
「この世界にタラレバは無ぇから」
情熱大陸でも言っていた。
「でもな~(笑)」とおちゃらけてみせながら。
2010年にシャルケに移籍しても、その後長く膝の怪我でピッチに立てない時間が増えても、私の中に確かに内田篤人は居続けた。
「きっと、また」そう思わせてくれる輝きをこれまで何度も魅せてくれたから。
ただ、彼の笑顔や言葉とは裏腹に、無くなる事のない痛々しいまでの右膝のテーピングが、そんな私の希望に終わりが近づいていることを示していた。
今夜の試合が終わればそんな希望を持つことも出来なくなってしまうのかと思うと、とても寂しくなる。
そこにいないだけなのではなく、現役の世界から本当に「いなくなってしまう」のだ。
この感情に折り合いをつけるのはとても難しいが、まずは今夜、勝利と感謝をもって篤人を送り出す。
感情と勝負は別個である。鹿島はどんなときも勝利のみを追求するプロフェッショナルでありたい。
その後の事はゆっくり考えよう。
きっと、いつの日かカシマのピッチサイドで選手にゲキを飛ばす、猫背の青年監督の姿を夢見ながら、このまとまりのない初noteを締めようと思う。