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子どもがいる家庭の二拠点生活

小さな子どもがいる家庭で、今後、二拠点生活になるかもしれないという方は参考にしてください。

先日、本市在住の二拠点生活をしている家族から、子どもがそれぞれの地域の小学校に通えるようにしたい、と相談をうけました。現在、学校に申請が出されていて、決まれば本市でははじめての二拠点生活の実例となります。“はじめて”ということで、これまで一人もいなかったことに驚きました。

「二拠点生活」という言葉もコロナの時によく使われるようになって、今ではすっかり浸透したような感じです。

実際、二拠点生活で子育てをするとなったら、小中学校に子どもをどうやって通わせたらいいのか、市のホームページにものっていませんし、どこを調べたらいいのかよく分かりません。インターネットで検索したらnoteにまとめている方を見つけましたのでリンクを貼らせていただきます。

このように、文科省が定める区域外就学制度を活用することになります。各自治体の学校が認めれば利用できるということになっています。「地方への移住に伴う子供の就学手続きについて区域外就学制度が活用できることを周知する」と文科省も明記していますし、自治体はもっとPRが必要だと思います。

「P Rしたら二拠点生活者が増えるのか?」

先のnoteのリンクの方は「雪がある季節は雪のある場所に行きたい」という理由で二拠点生活をしています。こんな、軽快に移動をする潜在的な交流人口に訴えていったほうが良いと思います。

ガイドラインもちゃんとしていない自治体よりも先に、「こうすれば子どもと一緒に都市と地方(地方と地方)行ったり来たりできますよ!」と。「そっか簡単にできるならありだね!」とフックを作っていかないと、どこにでもある地方自治体は簡単には選ばれないです。

二拠点生活者に「選ばれる」っていうのは地方自治体にとってかなり利益のあることだと思います。「移住定住の促進」をどこの自治体も言っていますが、いかに簡単に生活基盤を整えられるのか、手続きがワンストップでできるのか、こういう手間をかけさせないところに、これからの工夫の余地があると思います。

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