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議員定数について考える

先週、視察に伺った春日部市では「議員定数」についてをテーマに聞きに行きました。西尾市も今、議会改革検討委員会で議員の適正人数を議論しています。

春日部市は人口22万人です。最初は平成21年に市民から議員定数削減を求める請願が出されて36名から32名に削減して、その後、令和3年に再び請願が出されて32名から30名になりました。

春日部市が削減を決めた理由は一言で「住民からの声」です。

自治会連合会から議会に「議員定数削減」の請願が出されました。委員会で請願は否決されましたが、その後議会で定数削減が可決されました。

春日部市全体で議員定数の声が上がったというよりは、自治会会長の強い働きかけがあったと僕は受け止めました。議会として何か明確な指標から導き出した判断というわけではないのが、今後の自治会との関係が不安です。何をもって決めるのか指標を示さないと、判断に説得力も伴わないのかなと思いました。

住民からすれば議員は少なければ少ない方が、議会費を節約できるからその方がいい、という言い方もできます。でも、そもそも議員は、市政運営に無駄がないか、もっと生産的な税金の使い方ができないか、などのように市民の利益を生むこと仕事です。

税収に見合う議会運営費で、選挙で民意が測れるようになっていたり、住民と近い距離感にいることなど、色んな角度で考えることができます。

僕個人でできることは、議会の見える化だと思っています。議員がどんな仕事をしているのか、発信する機会をなるべく多く作って、役に立っているのかどうか判断してもらいたいです。

写真は宇都宮に移動したところの〈餃子みんみん〉。野菜多めで美味しいです。焼きと水を一人前ずつのセット。みんみんでは僕は焼きのが好きでした。

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