【ヨーロッパ周遊旅】モンテネグロ、コトルからアルバニア、ティラナへ。バスの車内で物思いにふける。
今はモンテネグロのコトル→アルバニアのティラナへ向けバスにて移動中。朝の8時に出発して、到着は16時予定。日中の移動なのでほぼ眠ることはなく、ぼ~っと外を眺めながら物思いにふける。
地球には国境という線がある。これを跨ぐ為のルールが面倒くさい。さすがに慣れてきてはいるので普段はあまり意識しないが、ふとした時に考える。
あの線を跨ぐとまた国が変わって、人種が変わって、文化が変わって、通貨が変わって、、、なんか不思議だよね?
気に入ったところには少し長く滞在もするけど、大体のところを2~3日で動いているので、なんだか不思議な感覚に陥る。
さっきまで価値をもっていた紙幣も、線を跨ぐとまたただの紙切れになる。お金の価値に関しても考えさせられる。
そして、どこまで行っても人がいる。
さっきはポツンとあるガソリンスタンドで少し暇そうにパイプ椅子に座るおじさんを見た。数十の山羊を先導する親子がいた。車屋で車をいじる青年を見た。
世界は広いな~。
世界は狭くて、それでいて果てしなく広い。
そりゃそうか。80億とかの人口がいて、それぞれの人生があって物語がある。比べたってしょうがない、キリがない。
今感じていることを噛み砕くのには、自分の中でも少し時間がかかりそうなので箇条書きで。
自分の物語はその中のたった一つなんだと気づかされる。
やりたいことやって、挑戦しなきゃもったいない。
両親や友達、自分を囲んでくれている人たちのおかげで、自分は物凄く恵まれている。小さいことでいちいち言い訳なんて出来ないな。
今まで気づいていなかった。挑戦するための条件なんて十二分に揃ってた。
やりたいことをやりたい。
けど、男に生まれたんだ。
社会に貢献したいし何かの役に立ちたい。自己満足で終わらせたくない。
本当にさ、どこまで行っても人がいるの!
今は車を洗車している男の子を見て、楽しそうに二人で畑いじりをする夫婦を見た。
なんだかシンプルで、少し心が楽になる。
そうか、比べる必要なんてなくて、やりたいことを全力でやって楽しめば良いんだって。
いつも言われる言葉だけど、今日はいつもよりその意味がわかる。
楽しまなきゃ!なんでも楽しんだもん勝ちだぞ!って。
笑える時にはとにかく笑おう。
笑えるって、本当に幸せなこと。
世界は狭くて、世界は果てしなく広いんだなぁ~、
なんか、そんなことを考えた時間だった。
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