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【人生百年時代】東京セカンドキャリア塾を終えて

昨年の12月から今年1月にかけて、東京セカンドキャリア塾を受講した。

東京都が55歳〜64歳のいわゆるプレシニア世代を対象に、退職後のセカンドキャリアを踏み出すきっかけ作りを目的としたセミナーなのだが、講座の他にキャリアカウンセリングや職場体験も盛り込まれており、たいへん充実した2ヶ月であった。

セミナーでは「協調的・発展的な関係づくり」をグランドルールとして、グループワークにおいて、自分の意見を伝え、相手の話をよく聞くと言った相互理解の場づくりがよく工夫されており、毎回活発で前向きな話し合いをすることができた。また、二つ目のグランドルールとして「安心安全な場づくり」ということで、これまでの自分のキャリアや人生の岐路に立った時に下した判断などををこの場限り、持ち出し禁止のルール下で、多岐に渡り色々と話し込むことができた。
他の受講生の経験談や実践してることは、筆者
にとっても大変大きな学びとなったし、受講生同士とも新たな絆が生まれたと感じる。

もう一つのグランドルールは「リフレクション」であった。私は計14の講座とキャリアコンサルティングと職場体験を受講させてもらったのだが、毎回多くの気づきがあり、その結果この2ヶ月間はその都度頭がぐるぐる回り、まだこれと決まった訳ではないが自分なりのセカンドキャリアを探す大変良い機会になった。

″心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。″

アメリカ合衆国の哲学者・心理学者のウィリアム・ジェームズの名言とされているが、正に今回のセカンドキャリア塾はマインドをチェンジし、行動に移す後押しをしてくれたと思う。受講させていただいた東京都に感謝するとともに、来年度以降も継続して開催いただき、「生涯現役」を目指す同志が増えることを願っている。

今回もお読みいただきありがとうございました。


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