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"逸品"を作る職人 ルイス・ポエイラの楽器

 友人のルイス。彼と出会ったのは2015年。当時彼は一人で楽器を作り、一人で販売もしていた。
 去年連絡を取った時には水害によって全ての楽器が水に浸ってしまったと言っていた。手伝いを申し出たけれども、私に出来ることは何も無かった。

 改めて今年(2020年)、彼に連絡を取ると、お店/工房を移転したと言う。
 お店に到着したら以前と変わらない笑顔でルイスは出迎えてくれた。

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 彼の楽器はとても私の語彙力では言い表せない素晴らしい"雰囲気"を帯びており、その音も何申し分ない。2020年の時点で20年間打楽器の研究と製作、その経験を持っている素晴らしい職人だと確信を持って言える。彼自身も自らを職人だと定義づけている。
 付け加えて、彼の楽器を鳴らす腕も素晴らしい事を書いておきたい。良い太鼓を作る為に腕を磨いたと彼は言う。演奏の出来ない人が本当に良い作品を生み出せるのだろうか。私の答えは"No"だ。

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