神風・沖縄 最後の太平洋戦争 / レイテ島攻略部隊 : 俺の映画鑑賞記録
神風・沖縄 最後の太平洋戦争 / レイテ島攻略部隊
1945年
アメリカ合衆国制作
[8月は戦争関連映画を観る!月間]
『The big picture』という時のアメリカ合衆国の信号司令部映像センターと合衆国陸軍が共同制作したもので、映像内で
「この番組は我が軍の活躍を皆さんに報告するものです。」
と表現されていました。
この映像が流れたのは1945年で終戦の年。
私が最近良く聴いているジャズミュージシャン達や、その聴衆、制作に関わる人たちが生きていた世界でこの映像が流れていた事を知りました。
2つの映像作品を同時収録した本作は、前半を神風特攻を撃ち落とした事と沖縄への上陸を描いたもので、沖縄戦を象徴する 鉄の暴風 の写真で見られる火線の元側を映像で観れました。
また、特攻のを船体に受けない様に高射砲などを用いて撃ち落とす様子が収録されており、何月何日に何機落としたのかが、数で語られています。
映像の最後に
「さあ テレビの前の君もアメリカ陸軍に入隊し世界で最高の装備と強い肉体を手に入れよう。」
という言葉で締め括られます。
武装や武器制作、殺人・破壊を肯定し、行った戦争と軍隊は有意義だと広く一般に広報する為の映像だと感じました。
主語を変えれたこの様な内容の日本が作った広告物は歴博で多く目にしました。
戦争っていうものはこの様な行為を、国境という線の両側でお互いに行うものなんでしょうね。
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