SUSPERIA : 俺の映画鑑賞記録
SUSPERIA (サスペリア)
1977年
ダリオ・アルジェント監督
イタリアのホラー映画を鑑賞しました。
イギリスのトマス・ド・クインシーの小説『深き淵よりの嘆息』をモチーフに監督が脚本家した映画で、同監督の魔女3部作の一作目。(ほかの人2つは「インフェルノ」と「サスペリア・テルザ」)
当時のドイツの空港やタクシーの様子が興味深く、バレエ寄宿舎の設えなど撮影されている映像はとても綺麗なものでした。
今まで観たホラー映画もそうですが、この手の映画は恐怖感を煽ってくる事から次の場面で起こる事を何通りか想像しながら鑑賞している様に思いました。
冷静に鑑賞すれば滑稽な場面も映画の流れで観るととてつもない恐怖を感じるものになったりもする。
恐怖は人が集中・注目する事象の1つなのだと実感をもって感じる様になりました。
映画のエンディングで、それまで生楽器で演奏されていた音楽がコンピュータプログラム音に変わります。音の描き方、音色を変える事で得られる「注目」も面白い効果を産んでいました。
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