都会のアリス : 俺の映画鑑賞記録
都会のアリス
1973年
ヴィム・ヴェンダース監督
ドイツがまだ東西に分断されていた頃の西ドイツで製作された映画。
9歳の少女と成人男性が数日の間、彼女の親族を探して旅をする内容で、当時のニューヨーク・アムステルダム・ドイツ国内の街並みを見る事ができます。
この二人の間に芽生える様々な種類の愛が描かれていて、その中の一つに男女の愛も描かれていました。
確かに一人の人として愛情を持つ瞬間があるのかもしれない。
映画内で手を出すような描写はありませんが、この描き方にはちょっと戸惑う所がありました。
先日鑑賞したウディ・アレン監督作品「マンハッタン」でも同様に少女と成人男性との真面目な恋愛を描いており、同年代の1970年台に配給された映画でした。
この時代背景と「ロリータ思考」に興味を持つ内容でした。
これらをさて置くと、愛情や人同士の都合や視点の持ち方、意見をもって議論する様子など、とても楽しめる映画でした。
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