ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ : 俺の映画鑑賞記録
ヒトラー vs ピカソ 奪われた名画のゆくえ
2018年
レモ・アンツォヴィーノ監督
ナチス・ドイツに奪われた名画と、その絵にまつわるイタリアのドキュメンタリー映画でした。
先日鑑賞した映画「大列車作戦」とも被る内容で、今日に至るまで収奪された美術品の返却が未だ済んでいない問題を取り上げていました。
強制収容所に入れられた人やその子孫に、財産を証明する書類の提出を求める事の無茶を訴えたり、当時何故ナチス・ドイツが美術品収集に拘ったのかにも踏み入れています。
映画の最後に引用されたピカソの言葉が刺さりました。
「芸術家とは何だと思う?目で見るだけの画家や耳で聴くだけの音楽家がいるとしたら愚かだ。
芸術家はこの世の悲劇や悦びに敏感な政治家であるべきだ。
無関心は許されない。
絵は家の飾りではなく敵を攻撃し、防御する為の手段なのだから。」
最後の攻撃と防御のくだりは未だ理解しきれませんが、前半は大変響くモノでした。
後半ってれどう解釈されますか?
良かったらコメントで教えてください!
あと、8月くらいは出来るだけ先の大戦に関する映画を鑑賞しようと思っています。
多くの侵攻・侵略をしてきた国で生まれ育った人間として。
あれは間違っていたとちゃんと言うために。
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