時をかける少女 : 俺の映画鑑賞記録
時をかける少女
1983年
大林宣彦監督
筒井康隆氏の小説『時をかける少女』の最初の映画作品。
尾道三部作の1つと言われているそうです。
生きる時代の違うもの同士が出会い恋に落ちるという内容で、異時代から来た人が舞台となる時代の社会に溶け込む為に、その時代の人々にポジティブな感情を無条件で与えるという「能力」を使い溶け込むという設定でした。
その能力ですり替えられた登場人物の記憶や経験の数々が、お互いの関係に影響を与えていくという内容でした。
具体的な例として、孫を亡くした老夫婦は孫が生きていたという時を過ごし、本来仲睦まじくなったであろう男女はその距離を広げていく様子が描かれていました。
物事には功罪があり、何かをするという事は何かに影響するという事。
こんな事を考えさせてくれる映画でした。
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