【砲丸投げ】中級者以降も出来ていない技術【体幹に乗せて軌道を合わせる】
今回はこちらのタイトルになります。
もしかするとみなさんの中にはこの言葉が聞き馴染みがない方もいらっしゃることかと思います。
私はこのように表現しておりますが、皆様の地区やそれぞれの感覚では別の表現になるのかもしれません。
しかし、これができるかそうでないかによって
無駄な力を極力働かせることなく砲丸を投げることができます。
この技術は筋力が比較的少ない中学生や女性が上手く使うことができればかなり強力な技術になると考えています。
また、筋力が強い方でもこの技術を使いこなせるようになればこれまでよりもさらに省エネで自己ベストを狙うことができるものだと考えています。
省エネで自己ベストを狙うことができれば、他の意識にリソースを割くこともできますし、これもまたさらに自己ベスト更新を狙えるでしょう。
実際に私のウエイトの数値は種目によっては大学生とほとんど変わらない程度のものもあります。
また、走るのが速いわけでも跳躍力に長けているわけでもありません。
このことから分かるようにフィジカルモンスターというわけではありません。
それにも関わらず17m79cmの自己ベストを持っている私は
この技術に関しての理解度は他の選手よりも比較的高く
自分自身が実践してきた感覚やコーチングを行っていく中で有効だったアドバイスなども踏まえながら解説できるのではないかと思ったので記事にしようと考えました。
また、この技術は
自分の回転投法の技術を語る上では核となる部分について触れています。
正直なところ、この技術をnoteに書くことで誰かの目に触れることになりますので今後ライバルとなる選手に助言することにもなります。
そのためこちらの記事はそれくらいの価値がある情報だとも考えておりますしそういった背景もあって今回の記事の料金は高めに設定しております。
そもそも体幹って??
よくスポーツ中継などで
「あの選手は体幹が強いですからね〜」
「体幹はものすごく大切です!」
などの言葉を耳にすることかと思いますが
「そもそも体幹ってどこだよ。」
そんな疑問も出てくることかと思います。
簡潔に言うなら、
このことを体幹と表現します。
当たり前ですが、読んで字の如くからだの幹の部分を指します。
この幹の部分に砲丸を乗せることができれば大きな筋肉の集合体の上に砲丸を乗せることになるので余分に力を使わずに済むことは想像しやすいかと思います。
早速体幹に砲丸が乗っている状態というのがどういう状態なのかを画像などを使いながら説明していきます。
体幹に乗っているってどういう状態?
皆様はウエイトトレーニングをされてあることかと思いますので
ウエイトトレーニングに例えながら説明していきます。
キングオブエクササイズとも呼ばれる
トレーニンングの王様スクワット
みなさんどれくらいの重さを挙げることが出来ますか?
私は大体230kg程度は挙げることができます。
女性の初心者の方でも少しトレーニングの経験を積むことができれば50kgくらいは挙げることができるでしょう。
230キロの重りを持ち上げたりする事は
一般の方では考えられない重量だと思います。
もちろん、ここにはウェイトトレーニングを十数年間積んできたと言う経験はあるにしても、軸できちんと重さを受け止めることができていないと高重量を扱うことはできません。
これと比べて、砲丸の重さは何キロでしょう?
カテゴリーにもよりますが、一般規格であれば
女性は4kg、男性は7.26kgです。
不思議なことにウェイトトレーニングでは、
これだけの高重量を扱うことができるのに
いざ砲丸を投げるとなると、
たった7kg(4kg)程度の重りがあれだけ重く感じてしまうのです。
もちろん、ここには複雑な動作が絡み合って行う
投擲動作かシンプルに重りを挙上するだけかと言う違いはありますが、
砲丸とスクワットではこんなにも重量の違いを感じてしまうのです。
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