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手術後(たぶん)一番痛かったこと
とてもありがたいことに私の書いた駄文にコメントをいただくことがありまして。
とても嬉しいです。
私がVチューバー配信者なら「ありがと~」ってコメント読みしたいところですが、残念ながらVチューバーではないのでスキで許してください。
さて、いただいたコメントで
「手術後に咳をすると痛い」
というお話をいただきました。
そういえば咳はした記憶ないなぁ。
その代わり、今も記憶に猛烈に残る痛いイベントがありました。
それは
くしゃみ
ぎっくり腰を「魔女の一撃」と名付けた人が、ぎっくり腰よりも先に開腹手術してたら、魔女の一撃はくしゃみを表す言葉になっていたはずです。
私がその一撃に襲われたのは、たぶん術後2~3日くらいだったかな。
ようやく少し動けるようになってきたけど、まだまだ腹筋を使うのは痛いとき。
その時、私の個室には若い女性の看護師さんがいらしてました。
何やら作業をされつつ、雑談をしておりましたところ。
鼻がムズムズ
いかん。
これはいかん。
ファ
ファ
ファ…
「くしゅん」
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!
断末魔の叫びを上げながら悶絶する私。
ナースさん
「あーっと!いたい! こ、れ、は! 痛い!!!!」
突然の実況解説。
非常に熱がこもった、新日本プロレスの古舘伊知郎アナウンサーか、全日本プロレスのジャストミート福澤アナとも双璧をなす、良い実況でした。
痛みのあまり「あ゛」しか口から発せない私の代わりに、痛さを表してくれてありがとう、ナースさん。
てゆうか、笑わせようとしてるのか。
いや、笑ったらそれはさらに悶絶案件だろう。
幸いにも痛みで10秒ほど身動き取れずうずくまっていた私は、笑わされること無くナースさんの罠にハマることありませんでした。
入院して
「看護師さんにこんな言葉をかけられて救われた」
「こんな会話に助けられて今も胸に残っている」
なんて、ステキエピソードを誰しも持ち合わせていると思いますが。
今も私の耳から離れない言葉は間違いなく
「あーっと!いたい! こ、れ、は! 痛い!!!!」
です。