EvernoteからNotionに移行しました【制作日誌 vol.6】
コタニです。
共通テストが終わり、私立医学部では、一般入試の一次試験が始まりつつあります。試験ごとに気分を切り替えるのはなかなか大変ですが、受験生のみなさんには頑張ってほしいところです。では、近況から。
コタニの近況
ここ最近でのトピックは、メモアプリとして長らく使用してきたEvernoteからNotionに移行したことです。Evernoteは10年ほど利用してきました。仕事や研究に関する多くのアイデアや記録をメモとして入力し、整理して格納していました。ただ、Evernoteを利用する中で、費用面の負担だけではなく、これまで多くのフラストレーションが溜まっていたわけです。まあやっと移行する踏ん切りがついた、というところでしょうか。
かつてのEvernoteには、①それなりに軽い操作性、②無料で多くのデータを突っ込める、③複数のデバイスをまたいで入力しつつ整理できる、といった数々のメリットがありました。これらのメリットは、少々の操作性の悪さやアプリケーションの重さなどを我慢させるほどのものでした。しかし、Evernoteユーザーの方ならよくご存知のことだと思うのですが、そのようなメリットがどんどん失われていきました。そのあたりは、noteでもコチラ(Notionに移行されています)やコチラ(Google keepに移行されています)をはじめとして、多くの記事で紹介されていますので細かくは書きませんが、コタニ自身の体感ベースでざっくりと書いておきます。
まずは操作性。とくにiPad版アプリケーションの重さはつらいものがありました。入力時のもたつきがひどく、実用性のなさに嘆いていたものです。いつのころからか多少改善されたのですが、1年ほど、入力がままならなくて困った時期がありました。
そして費用面。ある時期からデータ量が多くなったのを機にEvernote Personalにアップグレードしました。かつてはソースネクストで「プレミアムパック」など、安価に利用する手段があり、有料での利用といってもそれほど負担感はありませんでした。「課金されて大変だよ〜」なんてわざわざいうレベルの金額ではなかったことを記憶しています。古い話になりますがたしか2016年ごろでプレミアムに登録できる3年パックで12,000~13,000円程度だったはずです。これがどんどん値上げしていきます。いつの間にやら安く手に入れる手段はなくなり、定価販売のみ。そして、2023年5月にはEvernote Personalが9,300円 / 年 となってしまいました。コタニは1月更新でしたので、更新すると毎年9,300円を払うことになります。
じゃあ無料で使えるEvernote Freeにしたらどうなるかというと、最も重宝していた、デバイス間での自由な入力・整理・閲覧が難しくなります。2台のデバイスしか使えなくなるんですね。さらに扱えるデータ量についてもお話ならないレベル。
さすがにもういいやろ、ということでデータの移行先をリサーチしてみたところ、Notionが候補に上がりました。個人で使う分には無料。データベース的に使うこともできる。複数のデバイス間で使用することができる。どうやら移行も難しくない・・・ということで、コタニの利用には向いているようです。そこで、更新日の1週間ほど前に移行作業に取り掛かりました。移行作業の手順に関しては、Notionのヘルプページに記載されているので、さほどとまどうことはありませんでした。10年以上溜め込んだデータでしたが、1時間程度で作業完了。コツとしては一度に大量のデータを移行させずに、ある程度分割して作業したほうがミスが少ない、といったところです。
10年以上使い倒したアプリケーションですので、使用感の違いに違和感を感じたりするだろうな・・・と思っていたのですが、意外と数日で慣れてしまいました。使用感も悪くありません。今後、さらに操作性を高めるためにタグづけを行ったり作業効率を上げるための細かい作業を行う必要はありそうですが、こんなことならもっと早く移行しておけばよかった・・・と思いました。使い勝手や料金面など、利用者に不利な状況が生じない限りは、今後はNoteを使う予定です。
進行状況
過去問解答例について
仕事の合間を縫って、解答例の作成は継続しています。徐々に掲載大学を多くしていく予定です。ただ、過去問そのものを提示することは著作権の関係もあり、難しいでしょう。大変かもしれませんが、過去問そのものについてはご自身でリサーチしてください。