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ドラッカー読書会

10か月かけて、ドラッカー著
『経営者の条件』
を毎月1章ずつ読み進めました。

気になったところに線を引いて、発表し合う。
ファシリテーターのコメントを聞く。
その繰り返しが深い理解につながるように感じました。

おかげさまで、
ひとつの学問と言えるような、
ドラッカー理論の奥深さを体感することができました。

抽象的な記載が多いためか、
「答えが書いていない」
「具体的なアクションがわからない」
といった批判も多いようです。

例えば、『経営者の条件』を読んでも、
セルフマネジメントの観点で読むか、
管理職の観点で読むか、
経営者の観点で読むか、
で理解が異なります。

でも、抽象的だからこそ、
理論や思想として身につけることで、実践に結びつけられると思います。

『経営者の条件』は1966年の著作です。
50年余りの時代を経ても、今の日本の状況を言い当てているようにも感じます。

それはドラッカーが予言者だからではなく、
原理原則を述べているからなのでしょう。

正直言って、事例の古さとややこしい翻訳のために何を言いたいのかわからずかなり鬱陶しい。

とはいえ、ドラッカーの著書は、繰り返し読んで理解を深める価値があると感じました。

2019/10/12
2023/4/8 改

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