詩集　「午後の一重の時間、秋探し」　著: 夢　明日香

                                                 2021-11-4
午後の一重の時間
近くの公園に弁当持って
気分転換

5年ぶりかもしれない

設備も拡充され
印象がまるで違った

土日は
ちびっ子で賑わうそうだ
２号線沿いから車で10分位かなぁ

海抜190m

町のざわつく音がパノラマの中に
吸い込まれる

すすきの影に紅葉はまだ早い
季節外れの金木犀の花

でも
雲は走り、風は雲を追いかけていた

ほんの少し足を伸ばせば
秋の形は町中とは違う姿を見せくれる

当たり前の風景を言葉にすると
心が広がり叙情的になり
言葉と言う魔法に酔ってしまう。