IsAO歌集 「秋時計の針の音」 by IsAO
夕暮れ時の海は
夏と冬を行ったり来たり
今日は
秋の海かなぁ
ウインドサファーで賑やかな海
浜辺を散策する人
僕らは歌を唄ってる
丘からの歌声、聞こえますか。?
今回は、新曲の紹介です
夏と冬を刻む、秋の季節時計
あなたの町には秋の足音は
聞こえますか。?
「秋時計の針の音」 オリジナル
2021-10-20
作詞.作曲 IsAO
1:
A: 降り止まない雨は
梅雨の季節のように
蒸し暑さが戻りだし町を湿らせた
A’ 季節は形を変えて
夏の日の足跡落とし
澄み切る青空に、秋の声が聞こえだす
B: 眠れない季節の変わり目
目覚めた夜の闇の中で
虫の唄が僕の部屋を包み込む
月灯り影を映し出す
C :遠くに聞こえる2号線、車の音
山陽本線のレール走る低い音
二つの声が混じり合う
真夜中の時間(とき)を止めて
眠気吹き飛ばし、真夜中の時間を過ごします
C’勿体ない秋夜の. 緩む空気に酔いしれて
窓から溢れる 灯り見つめていると
布団に入ると朝の光を、浴びていた
2
A. 秋の日のスーパー台風は
巡る季節、通り道
季節に似合わない雨、
「またかと、鉛の唇」
A’ 降り止まないない雨、
「もう秋なの?」と
雨音のリズム刻み雫を指でなぞる
B. この雨を乗り越えて掌広げて
秋の風を追いかけて指の隙間から
高い高い青空を見上げて
冷たい空気を吸い込んだ
C. 「いっぱい、いっぱい、
いっぱい、いっぱい」
「やりたい事が、起きるし、あるし」
未来(あした)への思いに
胸が張り裂けそうになる
季節時計の秒針、絶え間なく円を描き
C’. 秋を一気に近づける 微かな針音
聞こえだす
時の川に合わせて静かに時を告げる
この町のさざ波に揺れる溶けだした