見出し画像

#45 沈む、揺蕩う。あたたかな底で考えた | 古性のちの頭の中

ここしばらく1週間ほど落ちていた。

と書くと大袈裟になってしまうし、ただしくは「いつもより落ち込んでいた」かな。再開したばかりのメンバーシップnoteでこんな事を書いて良いのかなあとちょっと迷ったけれど、名前の通り、すなおに今の頭と心の中を書いてみようと思う。

ちなみに元気がない自分と状況に耐えられなくて、何度もinstagramやらTwitterやらに投稿しかけてはやめ、文章を書いては消し、書いては消しをしつこく繰り返し繰り返して…最終的にはなんだか面倒くさいかまってちゃんみたいに「落ちてるんですよ今」なんてニュアンスを含んだ内容をinstagramのストーリーズに、しかも英語の勉強ついでに英文で投稿してみたりした。いざという時に思い切りの足りない私らしい。THE・遠回し。


昔、こんなnoteを書いた。

でも人間、上機嫌でハイパー元気な時もあれば、その逆も絶対あるよね。
落ち込んでいると優しい人たちが「大丈夫?」「元気だしなよ」って言ってくれるのだけど、ひねくれモードに入った私は「上機嫌でハイパー元気な時が絶対に良い!って誰が決めたのさ」なんて、心の中で毒づいてしまう。

底のないプールに放り込まれるこの感覚が「虚無感」と言うのであれば

今読むと、なんて自信っぷりなんだろうとびっくりしてしまった。
この頃のわたしは仕事も比較的安定していて、大事にしてくれる恋人がいた。これは圧倒的な味方がいるものにだけ許された台詞なんだろう、と今思う。

なんともまあ羨ましいこった。

ここから先は

2,074字 / 4画像

この記事は現在販売されていません

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?