#014 「文章を書く」に影響を与えてくれた大切な5冊の本の事【古性のちの頭の中】
わたしが本格的に「書くこと」を趣味にしたのは中学生で、当時本好きの仲間同士のあいだで流行っていた「リレー小説」を週に1度のペースでやりとりしていた頃。これは途中まで物語を書いては誰かがその続きを書くという遊びで、お小遣いで本格的な原稿用紙を買いにいっては、毎週戻ってくるのをドキドキと楽しみに待っていたのを昨日のことのように覚えている。
とっても楽しかったのだけれど、その中にものすごく賢くて、文書が上手な女の子がいて。
彼女の言葉はいつもユーモアに溢れていて、知的で。それでいてハラハラしてどきどきして、最高に面白かったんです。
それが当時悔しくて悔しくて。
「面白いなあ」よりもどうしても「わたしもこんな風に上手に書けるようになりたい!悔しい〜!」思いが先行し。図書館に篭ってはとにかくいろんな本をがむしゃらに読んでいた根暗な子でした。
あの時夢中で読んだ本やリレー作文たちは確かに今もわたしの血や肉になり、言葉やライフスタイルに強烈な影響を残していています。
まさかその後自分が言葉を仕事にして、書籍も出すだなんて思ってもみなかったけれど、あの頃、無我夢中で楽しんでよかったなあと今は思っています。「言葉を書く」を楽しいと教えてくれた、あの日々はわたしの宝物。
今回は、そんな「言葉を書く」上で特に影響されている・印象に残った本を選んでみました。
選んだ基準は以下。
それぞれ本のリンク・感想・どんな時によく開いているかなどをまとめました。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?