#041 自分を愛するってどうやるのさ?|古性のちの頭の中
人間、いろんな得意と不得意があると思うけれど。
わたしは特段「自分を愛する」が苦手だった、気がする。「だった気がする」と書いたのは、その部分をあえて他の人と比べた経験がないからだ。
みんなそうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
だけれど、10代、わたしはわたしに対しての嫌悪感が異常にあって。自分の性格も、顔も、髪型も、仕草も喋り方も、どれも今すぐ剥いでそのへんに勢いよく叩き捨ててしまいたくなるくらい大嫌いで、クラスの可愛い子を疎んでは鏡の前でよく泣いていた。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?