新婚旅行でアラスカに行った話 #2
どーも、いさなです。
引き続き新婚旅行でアラスカに行った話をお送りします。
前回の話はこちら
マガジンにもまとめております
3日目の行程
アラスカ滞在3日目は、アンカレッジからアラスカ鉄道に乗り込み、ついにデナリ国立公園へ向かいます。
デナリ国立公園へ向かう
早起きして昨日買った食材に適当にトルティーヤを巻きつけて、食べながら駅へ向かいます。2泊した宿ともさようなら。
アンカレッジからデナリ国立公園まで、7時間半もかかるので、眠いしダルいし、移動中に寝るかーという気持ちでした。
駅の外にあるテントでチェックインして荷物を預けます。実はアラスカ鉄道とwilderness Express は運営会社が別で、観光会社が管理してる車両をアラスカ鉄道に引っ張ってもらう仕組みになってるんです。
荷物を預けたら一旦コーヒーで一服します。天気が良くて気持ち良かった。
Wilderness Expressの半端ないホスピタリティ
そして、いよいよアラスカ鉄道に乗り込みます。
思っていたよりもめちゃくちゃいい感じ!!
こちらが、今回の旅のサポートをしてくれるクルーのリーダー、ホイットニーさんです。
ドリンクのオーダーが来たのでコーヒーを頼みましたが、これまたむっちゃ美味しくてテンション上がります。頼めば朝食も出たみたいですが、来るときにトルティーヤを食べちゃったので残念ながらパスしました。
そしてこちらが車窓からの眺めです。最高!
コーヒーは美味しいし、景色は最高だし、椅子の座り心地も抜群で、その上走行中に要所要所で植物や歴史の解説をしてくれて、寝てる暇なんてまるでありません、楽しい!
例えばこれは鮭の遡行がよく見えるスポットで、川の中に見える影は全部サーモンです。
ここは川下りの名所らしいです。
車内販売でパンフレットも売ってます。アテンダントさんの解説は無茶苦茶早口な英語なので、購入はマストかと思います。
ブリッジに出ることも出来ます。風が心地よいです。
昼食は車両の一階にある食堂で頂きます。これがまた大変美味しかったです。
デザートのパイがこれまたウマーい。
ベリーのフレッシュな酸味と生地とクリームの甘さのバランスが絶妙で、日本ではあまり出会わないタイプの味わいでした。
車両には専属のバーテンダーがいて、メニューにはおススメカクテルが載っています。これは頼むしかない。
ブラッディメアリーが無茶苦茶美味い。使ってるトマトジュースが全然違う感じでした。
こっちはカルーアを使ったオリジナルカクテル「ビッググリズリー」です。
ついにデナリ国立公園へ到着
7時間の鉄道旅はあっという間に終わってしまい、ついにこの旅行の本命デナリ国立公園へ着きました。
荷物を受け取っていざモーテルへ向かいます。ここで、宿が思ってたよりも遠くて歩くと1時間くらいかかる事が分かりました、これはしんどいぞ、荷物も重いし、と頭を抱えていた所、たまたま同じ宿の他のお客さんを送迎しにきた車を見かけたので、頼み込んで載せてもらいました。チェックインを済ませたら部屋に荷物を置き、公園と周辺の宿泊施設を結んでいる無料シャトルバスに乗ってビジターセンターで情報収集をします。バスに乗ると、シュッとしたイケメンドライバーが話しかけて来ました「あのー、日本人ですか?」ええあええ!?なんと運転手さんは日本に一時期住んでたことがあるそうです。こういう出会いも旅の思い出です。10分程で公園のエントランスに到着しました。運転手さんに「スペシャルウェザーだから気をつけて楽しんできてね」と言われました。スペシャルウェザーがなんなのか分からなかったんですが、知ったかぶってスルーしました。
ビジターセンターにて情報収集
ビジターセンターのカウンターで、五日後のバックカントリーパーミットの取得をするにはどうしたら良いか、キャンパーバスのチケットはどこで買えば良いのかを教えてもらいました。パーミットは明日の朝一番8:00にまたここへ来てくれとのこと、キャンパーバスの予約はDENALI Bus depotで19:00までかライリークリークキャンプグラウンドで23:00まで受け付けているという情報をゲットしました。この辺りの細かい情報がどうしても事前に調べ切れなかったのでとても助かります。英語も非ネイティブ向けに丁寧に話してくれました。レンジャーはみんなむっちゃ親切で、とても混雑していて忙しそうなのにイライラしたりセカセカしたりしてないのがクールだなーと思いました。
エントランス周辺をプラプラしてモーテルに帰る
エントランス周辺を偵察してモーテルへ帰ります。この日の最後のミッションとして、デナリ国立公園最終日朝に乗るアンカレッジ行きのバス乗り場を確認する為に歩いて宿へ向かいます。
道中、野うさぎを発見しました。
これはデナリ国立公園内で広く見られるうさぎで「スノーショーヘア」といいます。冬季に雪で閉ざされても行動できるように、後ろ足が発達しているのが特徴です。
夕食
夕食はサンドイッチを作ってモーテルで食べました。アメリカのトマトペーストとマヨネーズは美味しいという事が分かったので、俄然今後の料理が楽しみになってきました。
三日目のまとめ
ほとんど移動になる行程だったのですが、Wilderness Express のことを舐めていました。素晴らしい体験だったので、もしアラスカに行かれる方がいましたら、是非乗って欲しいと思います。
ではまた次回