![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/24778904/rectangle_large_type_2_931cad1912e7390e10dd1d2b044b0f4a.jpg?width=1200)
modern-times「雨の降る午後」
modern-times「243」
各種サブスクリプション対応!
(「雨の降る午後」は4曲目)
こちらから!↓
https://linkco.re/zenmc603
【歌詞】
雨が降った午後の風景。
眺めている僕はいつもどおり。
さみしさを与えられた僕は
得ることのない感傷に浸っていた。
雨が降った午後の風景。
眺めている君はいつもひとり。
空しさを映すその光景を
僕はただ見ていたいだけさ。
偽りはない。目の前の光景に
与えられた儚さを騙る僕だ。
得ることのない美しさに憧れて
何も知らずに息をしていたんだ。
そうやって、描いて。
僕らは逃げ出して、消えた。
どうやって?掛け違って、
感情を造って、捨てる僕らだ。
「さよなら」ばかり逃してきた僕は
感情はいつも別の方を向いている。
見たくないものには目を背けたままで
何も知らずに日々を過ごしていたかった。
まどろんで、すぐ消えた。
不確かな表情が。
僕は何も知らなくていい。
君も何も知らなくて、いい。
「いつだっけ?」
「忘れた」って
そうやって知らないふりをして。
「もう嫌」って、吐き散らして、
何もない現実に帰結した。
そうやって描いて。
僕らは逃げ出して、消えた。
どうやって?掛け違って、
感情を造って、捨てる僕らだ。
作詞 ワタナベタカヒロ
作曲 ワタナベタカヒロ
演奏 Vo,gt ワタナベタカヒロ
Ba 冨川"tommy"功喬
Dr ガテン・キノシタ
【回顧録】
この曲は多分…2011年の夏前?くらいに作った曲かと覚えがなんとなくあるようなないような…。
とりあえず、バンドが本格的に進行していない時期で、まだベースのトミーくんと二人で楽曲制作ばかりをしていた時期にできた曲だったと思います。まぁ、この時は原型という形で、今のとは全然違うのですが。
あと、これが非常に簡単な進行でできていて、Cadd9→GonB→Cadd9→Gみたいな進行であとはトミーくんに一任。みたいな。
そうなんですよ!僕は正直、楽曲のコード進行などは知りません!これってやばいことなんですかね?進行などに関してはトミーくんが全てを担っています!全く気にはしていないんですけど、前(ノスタルジックブルー回顧)に書いたトミーくんが作ったスコアをちょいと覗いたら、聞き覚えのないコードばかりだったのを記憶しています!
とまぁ、思い出したかのようにエピソードを書きましたが、話すネタがあまりないんですよね。
あと、思い出すのが、のちのちにmodern-timesで出すアルバム「Contemporary」というアルバムのジャケットを書いてくださる猫山モミーさんに「雨の降る午後」の歌詞を褒めていただいたのはなぜかすごく覚えています。確か「声に出して読みたい詩だなぁ。」というような内容だったかな?ありがたい限りです。
正直、詩というものに関して、すごくこだわりがあるかと言われればあまりないし、ましてや当時なんかはもっと関心などはなかったかもなぁ。どちらかというとこのメロディに何を乗せるか?とか言葉の持つ雰囲気とそのメロディの持つ雰囲気は合っているのかな?みたいな整合性を合わせるパズルみたいなものを考えているんですよね。
ただ、こうして、良いと言われると微妙に責任感と言いますか、そういうのが芽生えてしまって、なんだか向き合い方が違ってしまうようになってしまうのはやっぱりなんともバツが悪い。今まで築き上げてきた詩世界に違う何かの要素が入ってきてしまう。
これはいけないことですね。誰かに受けよう。何かを伝えよう。そもそもそんなものなかったのに他の評価によって、こういうことを言いたいだとか、影響を受けてしまってはだめですね。僕みたいにぼーっと無思想に歌詞など書いている人間は特にダメです。人の指摘なんか気にしないのが1番で、楽曲のことだけ考えていれば良いのです。それが僕が詩を作る上で大切にしなければならないことなのかなぁ…。
とかなんとか詩についての考え方みたいなものになっちゃいましたね。ネタが無いときのいい逃れ方を一つ手に入れました。実は何も考えてないよ〜!
ちなみに今回の歌詞を見れる環境づくりも「歌詞が良い」と言ってくれた友だちの言葉から「音楽の楽しみ方はいろいろ必要だよなぁ…」という考え方からです。なので、聴いてくれる人がいて、歌詞を見てくれる人がいれば幸い!こんなとこに書いてある文章はオマケみたいなもんなので、よろしくお願いします〜!