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modern-times「夜のクロニクル」

modern-times「ROOTS」
各種サブスクリプション対応!
(「夜のクロニクル」は6曲目)
こちらから!↓
https://linkco.re/MQpmTT1d

【歌詞】
春を待つ。秋を待つ。夜更けの鳥。
君は1人?冷たい風を受け止めてく。
近隣は静か。夜明けはもう近いみたい。
方向、失う。由縁を失う程、不確かな日。

揺れる夜空。君はまだ一人でいるかい?
峠を越える。疵跡、深く、深くうずく。
ごめんね。空が青くて、涙。涙。
翔べないなら、いっそ飛び降りてしまおう。

全てが消える。
深くて、染まる。
たいていの闇をくぐり抜ける。
夜の鼓動。
押し付ける不快な。
すべてを捨てるかい?
たいていの闇をくぐり抜ける。
夜の鼓動。

果てない虚空を目指している二人。
意味はない。途中で見逃した腕。
染まっていた。暗く、淀む井戸の底で。
聴こえない。鳥の鳴き声を探した。


探した。証だ。

揺れる夜空。秋を待たずに立つ鳥。
君は一人?疵跡、深く、深く、うずく。

作詞 ワタナベタカヒロ
作曲 modern-times
演奏 Vo,gt ワタナベタカヒロ
   Ba 冨川"tommy"功喬
   Dr ガテン・キノシタ



【回顧録】
この曲は2018年の夏頃だったかな…?やはり他の回顧録を書いていて思ったのが、この頃の記憶がめちゃくちゃに曖昧であるという事なんですよね。まぁまぁ、正直、2018年の上半期は会社員をやっていたんですけど、多分八割方、これが原因かな。って、思い出したくないって。僕の心の奥底あたりが必死になって食い止めているようなんですね。このあたりの話はまた機会がありましたら…という感じで…とにかく、曖昧です!実は「ROOTS」の回顧録もLINEを見直して、修正したりしました!多分2018年あたりで記憶の時系列が一旦バラバラになったのかもなぁ…。一種の老化現象だよ…。生まれて初めて、白髪生えたし…。知ってる?ストレスで生えるんだよ。俺もこのときに初めて実感しました。この頃は心がアンバランスだったんだよ…。とまぁ、口に出せば、さまざまなネガティブな発言が出ますからここまでにします。

「夜のクロニクル」でしたね。今、「夜の」って入れたら「夜の老化」って単語出て、びっくりしたわ。なんだよ。夜の老化って…。と、まぁ、この曲はタイトルで大体…みたいな所はあるのですが、村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を読んでの曲ですね。村上春樹の小説、会社員時代の出勤時の唯一の癒やしでした…。この頃にめちゃくちゃに村上春樹を読んでいたのは覚えていますね。個人的に、めちゃくちゃ読みやすいんですよね。村上春樹。
とまぁ、言っちゃうと歌詞まんまやん。みたいなことも言われかねないけど、そうかもしれない。けど、あるいはそうではないかもしれない。(春樹風)なめんなって言われそうだなぁ。でも、わからないですね。実のところ。村上春樹なんかは解釈とか分かれると思うし、なんとなく僕の解釈ですよ!と言っても差し支えないような気もしちゃいますね。もう、そこらへんはおまかせで!

楽曲自体はシンプルな作りだったのですが、最後の曲らしく「ROOTS」というアルバムを総括してくれている気もします。トミーくんのアレンジがまた光りますね。初めてこのベースラインを聴いた時になんか…めちゃくちゃカッコいい!騎士とか出てきそう!みたいなバカな感想を持ったのを思い出しました。しかし、今までのトミーくんだったらここまで思い切ったベースラインは入れなかっただろうなぁ。というのもあり、得たものは大きいなぁ…というような気持ちになりましたね。ドラムのキノシタさんはむしろここらへんから支えるということを考えてくれるようになりました。楽曲に合うドラムというのを考えるようになって、カホンをバスドラにまた、スネアもmodern-timesに合うようにと小口径のスネア(ピッコロスネア?)を手に入れて、全体の音の抜けが圧倒的に変わりました。その感じがうまくいったのがこの「夜のクロニクル」だと思います。
トミーくんがよく言うのはカホンをバスドラにしたことによって、バンドサウンドの中で1番低い音がベースになったということらしいです。
なので、今回の楽曲はより重厚感のあるサウンドメイクをして(オクターバーをそのために買ったのかな?これがめちゃくちゃ良いエフェクターでした。)、ベースが全体を包み込むような空気や雰囲気を演出しています。その中でドラムは静けさや冷たさ、感覚や感触。ギターとボーカルは人間、物語や孤独感など。このように1つの楽曲での世界観の作り方の意識が変わったように思います。ちなみにこの「夜のクロニクル」はトミーくんと相談した結果、以下のような冬の針葉樹林というイメージを考えてました。

ベースは全体の曇り空や雪、吹雪いている様相など。ドラムはその手触りや針葉樹の静けさ、感覚、感触。ギターとボーカルが人間、物語の進む様、孤独感。というような意識を考えました。このように世界観の構成というものをより一層考えやすくなった一面はありますね。それを実現に近寄らせるためにかなり相談をした覚えがあります。

これは「夜のクロニクル」ミックス相談時に使った僕が書いた配置図。ブサイクな肉まん図と呼んでありました。まさに外皮がベースとドラムで餡がギターとボーカルとでも言える肉まん図。
そうした結果としてできあがったのが「夜のクロニクル」ですね。僕は個人的にはこのアルバムの中では1番好きな曲ですかね。

という感じでmodern-times「ROOTS」の回顧録を書いていきました。これにて、サブスクリプションに公開しているmodern-timesの楽曲すべてについて書き終わりました。

ふぅ…と思うと同時に「僕はいったいなにを書いているんだろう…?」とふと思ってしまいました。確かに誰かに求められていた訳でもなく、必要に迫られていた訳でもないのですが、この回顧録を書いていってしまいました。もしかしたら、「この人、なんだよ!別にこんな回顧録とか興味ねぇし。誰が興味あんだよ。自意識過剰かよ!いった〜!」みたいに思われているかもしれません…。
しかし、考えた結果、ある種の自己陶酔的な面はあるかな?と思いますが、もっと考えたのはこの2ヶ月近く、コロナによる自粛で飲み屋など、イベントなどがことごとく営業停止や中止に追い込まれてしまいました。だから、そういう人たちにとっての娯楽を提供したい!というような高尚な思いとかではなくて、ある種のフラストレーションから来たものだと思います。
例えば、この2ヶ月近くで誰かと話したり、お酒を飲んだりしたりなどのまた違うたくさんの出会いやもしかしたら話のネタになるような面白いことがたくさんあったかもしれません。そんな時に楽しく話している感じに「こんなことがあってさぁ…!」みたいな感じで楽しい空気の共有などができない!というようなフラストレーションがあり、だからなんとなく、飲み屋とかで話すような「こんなことがあってさぁ!」的な話をただただ、したい!みたいな気持ちがあったのかもなぁ…と思います。なので、飲み屋とかで話を聞くような感じで楽しんでいただけたらいいなぁ…とは思いますが…あぁ、これも結局自己陶酔だなぁ…と思う次第です。おかげさまでかなり満足をしたような気持ちです。というか、満足がいきすぎて、最終的には少しフラストレーションを感じ始めていました。義務感もクソもないですが、「ここまできたのだから!」ということから持ち前の生真面目さで持ちこたえました。でも、書けて良かったです。
結構、途中途中では普通にレコーディングの話とかの真面目な話も挟みましたが、まぁ、楽曲を聴いてみたいな。となんとなく思える内容にはなったかな?と思いたいです!modern-timesの音源はこちらから!↓

https://www.tunecore.co.jp/artist/modern-times#r513599

良いですよ!
てな、具合にまぁちょくちょくと他に新しい曲などもございますが、とりあえずこれにて回顧録は一旦終わりです。もし、お付き合いしてくださった方がいたら、ありがとうございました!僕はなんとなく「いないんじゃないかなぁ…」と思っております。どちらでも大丈夫です!
こちらのnoteは純粋にmodern-timesの楽曲を歌詞を見ながら聴いていただけたら幸いという形のものなので、そちらの方をぜひとも、どうぞよろしくお願いします!

また、下記URLから、modern-timesの「ROOTS」以降の新曲も聴けます!ご興味ある方はぜひ!こちらも良いですよ!
https://m.soundcloud.com/user-597427004

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