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modern-times「青年」
modern-timesシングル「青年」
各種サブスクリプション対応!
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また、MVもyoutubeにて公開中!
こちらから!↓
https://youtu.be/xkZE_sCQb0k
【歌詞】
小さな部屋の片隅で
細く、長く息をしながら暮らしている。
あの子はなにを思っているのか?
そんなことを思って、過ごしている。
さよならはいつもすぐそばで
控えて待っている気がしてならないな。
遠くまで続くあの電車の
音だけが響いている。一人の部屋に。
枯れた花を愛でるように
毎日の生活を全部大切にしないから
失うことばっかりが増えて、
今では何を失くしたかも忘れたな。
伝わらない思いだけが増えてきたな。
時間が足りない毎日が増えてきたな。
音もなく、迫るこの焦燥が
いつの日かなくなった日から知っていたんだ。
単純だけど、わりと幸せ。
悲しみも明日の後悔も全部、含めて。
傷つくことも傷つけることも
何もできなくなっても構わないな。
小さな部屋の片隅で
細く、長く息をしながら暮らしている。
透明な息をひとつ吐いて、
あの子はなにをしているのか?って考える。
さよならはいつもすぐそばで
控えて待っている気がしてならないな。
何を考えても全部ムダに
なるしかないと思って、彼は笑う。
純粋な目で笑いかけて。
さよならもなにもかも全部後回しにして。
傷つけることを恐れた日々も
すべて後に笑えるようになるのかな?
単純だけど、わりと幸せ。
何もない日々も全部好きになれたら。
「今が全部」そう思っていたいね。
失う怖さを忘れる愚か者に。
すべて捨てる。人は離れていく。
セツナに流れる日々を過ごしましょう。
単純だけど、それでいいかな?
戸惑うそんな君も全部、受け入れろ。
小さな部屋の片隅で
細く、長く息をしながら暮らしている。
あの子はなにを思っているのか?
そんなことを思って、過ごしている。
作詞 ワタナベタカヒロ
作曲 modern-times
演奏 Vo,gt ワタナベタカヒロ
Ba 冨川"tommy"功喬
Dr ガテン・キノシタ
【回顧録】
どうも、modern-timesのVo,gtワタナベタカヒロと申すものです。久しぶりに書きますね。長いです。まだ何も書いていないんですが、もう、長いです。長く書こうと思っているんで、多分、長いです。なので、もう、どっちでも良いです!歌詞を見て、音楽やMVを楽しんでいただくだけでもう、充分なので!
では、「青年」についての回顧。
この曲は2018年の年末に実家に帰った時にできた曲ですね。
この曲について回顧してみて、考えることは「普通」っていうのはどういうことなんだろう?ということなんですね。
あわよくば、普通の人になりたかった。なんて言うような。こういうとまるで自分が特別な人間とでも言うような感覚で嫌だなぁ…。そんな良いもんではないんですけど。
僕って、小学校の時に算数、いわゆる数学というものを挫折したんですよね。数字系の勉強っていうのがどうしてもできなかった。
図とかなんかはチンプンカンプンだったし、xやらyやらなんていうのも途中で意味わからなくなったし、三次方程式?とかなんとか?そういうのも存在するの?ってくらいです。
だからといって、文系ふくめ、暗記系などが得意だとかもなかったし、当時はそんな思いとかありませんでしたが、勉強、嫌いだったんだなぁ…と思います。
ただ、微妙に要領が良かったせいで慌てるほどの成績だった訳でもなく、真面目に学校も通っていたし、なんとなくで生きていけていたような。というか、生きていたんですよね。
うーん。こういうことが言いたかった訳ではなくて、言いたいのは「どうして僕はサラリーマンになれなかったんだろう?」という気持ちなんです。
現状の話で言えばなりたくもないし、会社員になんかなったら死んじゃうよ!ていうくらいの心持ちなんですが、なんでそうなれなかったんだろう?て時々思ったりするんですよね。
なれなかった現状に後悔だとかも無いし、もしかしたら、この先、なっちゃうような感じも否めないんですが、いやぁ…なんとなく生きていけるんだよなぁ…っていう現状があって、多分、そういう才能というか、そういう星の元に生まれついているようなそんな気はしているんですよね。苦労だってないし、今は苦労してまで生きる必要がどこにあるんだろう?ていうくらいには生きている。
「苦労をしていた分、歳とって振り返ったら全部いい思い出になっている」という文言があるかもしれませんが、多分、苦労していなくたって、歳とりゃ全部、いい思い出になっているはずだとか思ってる。そもそも、歳取れんのかなぁ…?そんな人生振り返るほどに…。ああ、これがいわゆるコオロギ的な思考なんだろうなぁ…。良くないね。良くない。
だから、真っ当な生き方について、考える。
僕の同年代なんていうのは多分、会社勤めだとかして、タイミングがあった人ならば、結婚とかして、もしかしたら、2人くらい子どもがいたりとか?
でも、その裏では毎日、カレンダー通りに会社に行って、下手したら毎日定時に帰れるかもわからなくて、付き合いたくもない人間関係に囲まれて、もしかしたら好きでもない仕事もしているのかもしれない。などなど?わからない。想像力が働かない。
あまり言うのも失礼だ。でも、これらに余りあるコンプレックスを抱いているのは確かだ。
いわゆる僕なんていうのはドロップアウターでそういう道を選択できなかった、ないし、選択しなかったのだと思う。
2018年当時はまさにそんな感じだった。
上京をして、4月に就職をしてみた。嫌になって、3ヶ月で辞めると言って、9月には退職した。はっきり言って、めちゃくちゃにサッパリした。どうしよう?と考えていた時に偶然アルバイト募集をしていた会社に入った。お金もなんとなく稼げたし、休みだって思い通り。定時よりも前に帰ることなんてザラだし、残業なんてあったら、文句を言っても良いくらいだ。
どう思ったかと言えば、最高だし、幸せだったね。
そう思っちゃうあたりがもう違うのかもな。安定とかはしないかもしれないし、不安だってまぁ少しはある。ボーナスだって出ないし、人生設計なんてそんな大層なものもないけど、そんな感じな生き方がピッタリハマっちゃったんだなぁ…と思う。
「人生の結果」なんていうのはまだ早いし、あんまり良い言い方ではないかもしれないけど、今までのの結果が現状ならば、まぁ上々だよ。っていうような。そんな感じに僕は仕事しながら、「単純だけど、わりと幸せ」って口ずさんだりしていて、それでできたのが「青年」という曲なんですね。
ある意味、この曲は現状とあこがれのようなそういうものが混在していて、マクロ的に思考するのではなくて、ひたすらミクロな視点から小さな小さなとうとうとした日常と思考とあこがれを詰めたように今ではドラマや物語を作ったような気持ちになっているんですけど、多分、これは当時の僕のただの思考(嗜好)ですね笑
でも、多分、どこかこっ恥ずかしい部分があって、「彼」という架空の「彼」を入れましたが、これは正解でしたね。いつとか何歳になって歌っても一定のリアリティを保ってくれている装置になったと思います。詞って不思議。
とまぁ、曲についても語りすぎるくらいに語りましたね。なんか恥ずかしいんで、全部フィクションということでいきましょう!
「今までの僕の話は全部嘘さ この先も全部ウソさ」(引用 サカナクション「ドキュメント」)
て、山口一郎も歌っているし、多分、今までの話は全部嘘だと思うし、この先も嘘言ってますよ!僕!
次はMVの話でもしますか。
MVはなんというか、スゴく軽い気持ちから企画スタートしたんですよね。
結構前くらいに監督、編集などをしてくれたグッドバイモカの池田くんに「青年」を聴いてもらって、MV作るとしたら?みたいな話になった時に池田くんが「女の子がワタナベさんの生活をしている感じなのはどう?」という話が出て、そんときはなんとなく「ハハッ。なにそれ。」みたいな感じでお茶を濁したんですが、何ヶ月か後くらいにふと思い出して、その感じが忘れられなくなったので、池田くんに話を改めて持っていったのがきっかけでした…?
うん…?そうだよな…?
…あぁ、まぁいいか。嘘なんだし…
それで、MVの話を当時、同居人だったYくんに女優さんについて相談したときに「大橋頼さんはどう?」という話になり、大橋頼さん、いい!けど、引き受けてくれるかなぁ…?という心持ちでオファーをしたら、快く引き受けてくださって、実現することができました。
まぁ、でも、当初は正直、個人的に「このMVが観たいな」という気持ちだったので、自分一人で計画を動かして、やりくりなどをしようと考えていたんですが、バンドメンバーに相談したところ、トミーさんもキノシタさんも乗り気で協力をしてくださると言うことになりまして、modern-timesの記念すべき初めてのMVという形に相成りました。
みなさん、どうもありがとうございました!!
最初はなんというか、僕のワガママでした!!
しかし、脚本の方向性も変わり、メンバーも出演したり、空き時間にダラダラ映画観たり、撮影後は飲みに行ったりなどして、とても楽しく良い思い出とともに池田くん、大橋さん、modern-timesみんなで良いMVが作ることができたと考えています!
でも!
俺のワガママから始まったんやでぇっ!(ドヤぁぁぁっ!)
MV撮影時のことなどはグッドバイモカの池田くんがnoteで書いてくれたものがありますので、ぜひ!
ついでにMVも再掲!も一度観ましょう!何度でも観ましょう!何度でも!何度でも!次が101回目かもしれないだろ!
でも、おかげさまで結構観ていただいているよう。観てくださった方もありがとうございます!!
ちなみに撮影に使用されたのはmodern-timesの某メンバーのお家で、撮影場所も完全なる生活圏内です。静かにアニメ観たり、ゲームしたりの生活をしていますので、特定などはしないようにしましょう!特定しても大量のピザとか勝手に注文したりなどしないようにしましょう!アマゾンギフトとかならば大歓迎です!
modern-timesの某メンバーのお家です!よろしくお願いします!よろしくお願いしますよっ!
ああ、疲れた。
ライナーノーツ的なものも書こうかな…?
いや、書く!書くぞぅ!
もうこの際、めちゃくちゃに長くしてやりますよ!まさに長くなったよ!どんだけ自分語りするんだよ!って?なにぃ!?
それはっ…ごめんなさいっ…!
最近、気づいたんですけど、僕、多分、自分のこと大大大好きなんだと思います!
多分、みんなが思っている「あいつ、自分のこと、大好きかよ…」って言うのより3000倍くらい自分のことが大好きだと思います。
みんなだって、自分がかわいいでしょう?
かわいくて、しょうがないでしょう?
かわいくて、かわいくて、震えるでしょう?
そういうことだよ!
もちろん!強制ではありません!イエス!プラウザバック!賛成!好きに生きようぜ!
イエス!イエス!イエス!
フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ!
今、自分のモチベーションを最大限に上げているところですよぉ!フレッシュ!フレッシュ!
もうすぐで30歳だぞぉ!フレッシュ!
見苦しいだろぉ?イエス!フレッシュ!
…ふぅ。
という感じでね…。
うん…。
「青年」レコーディングについての話でもしましょうかね…。
今回も、レコーディングは調布のサンミュージックスタジオにて行いました!
残念ながら、写真は撮らなかった模様。
今回は我がバンドのベーシストであり、レコーディングなどを担当しているトミーくんが図や理想図などのレコーディング〜ミックスまでのスケジュールを考えてくださったので、その通りに実行しました!
そのおかげか緊張感が生まれて、ドラム録音〜ベース録音とかなり上手くいきまして、スケジュールにも余裕ができるくらいに進捗は良い感じでした。
しかし、ここで、ギターを弾いているW(本人の尊厳に関わるため匿名)とかいう奴が失敗の連発を繰り返します。繰り返し、繰り返します。
W曰く「ヤバい。今日は調子が悪い…。全然うまくいかない。もぅむりぃ…」とのこと。
呆れ果て、スケジュールをめちゃくちゃにされたトミー氏もいらつきはじめ、Wにとりあえず仮歌まで録音しましょう。とするがこちらも「もぅむりぃ」な出来となり、なんとあまり余った時間を使い切り、また後日、ギター、ボーカル(ボーカルもW担当)録り直しという処分となった。
8月上旬某日
八王子の某所にて再録のため、トミー氏とWが集合。今回こそ、完成をさせましょう!という意気込みで向かう。
ギター録音では、トミー氏所有の小さいVOXアンプを使用。それでしれっとギターを弾くW氏の画像↓
ギター録音になんとか成功。
その後、そのままボーカル録音も行うが、Wはまたしても調子が出ず。またも「もぅむりぃ」となる。
後日、改めて、ボーカル録音を行うことに。
8月中旬某日
トミー氏自宅にて。
トミー氏とW集合の上でボーカル再録。
W、微妙に復調はするが、あまり上手くいかず。もう少しで「もぅむりぃ」状態になりそうだったところ、Wはそこで「もしかしたら、いろんなところに普段使わない力が入っちゃうのがいけないのかもしれない。だからリラックスした感じで歌うほうが良いのかもしれないなぁ…」とし、椅子にもたれ、身体に力を入れない状態でレコーディングに臨む。
(リラックスした体勢でボーカルレコーディングに臨むW↓)
この手法にトミー氏から「Wさん、画期的だよ!」となぜか称賛の言葉をもらう。
正しい姿勢、歌いやすい姿勢などはさまざまあるとは思うが、Wはこのリラックス体勢が功を奏し、ボーカルレコーディングを成功。「青年」レコーディング完成である。
またさらに、当時はMVも同時進行で進めていたため、音源の完成はまだか?という催促がMV制作のグループLINEに入った時、Wは「おもに僕のせい」という反省の弁を述べたが、後日、トミー氏から「全部、お前のせいだろ!」と問い詰められる。
そこで、Wは「いや、おもにって言うのは韓国語で「お母さん」って意味だから、つまりは俺と俺の母親のせいってことだから!」と一休さん並のトンチ力を発揮。ドラムのキノシタ氏が笑う。
という感じでね。レコーディングをしましたね…。
…いや、あの、梅雨時っていけないと思うんですよね!なんだか頭はぼぉ〜とするし、なにするにしても、体力いるし、モチベーションとかもズルズルのガタガタみたいな。なんか微熱っぽいようなそういう気怠さがあって…。
だから、僕はW君にも同情はするなぁ!もちろん、悪いよ!悪いのはW君だと思うよ!でも、人間、そういうときあるでしょう!?ロボットだって、梅雨時だったら錆びついちゃうようなそういう感じですよ!そう!錆びついちゃってたんですよ!そういう感じ!もちろんW君も悪いと思うけど、僕は責められないなぁ…!
まぁ、過ぎたことはもうね。いいじゃないですか!ごめんなさい!
ごめんなさいっ…!
m(_ _;)m
そうしてできた音源です!
今回はマスタリングの方も外注にしていまして、カフェオレーベルさんというところに頼みましたところ、「これぞ、職人芸!」と言わしめるくらいに音源が綺麗に整ったな。という感じになりました!こちらも本当に勉強になりました!ありがとうございます!
とまぁ、今回は長々とmodern-times「青年」についての文章をダラダラとながながと書き綴りすぎたくらいなもんで僕個人としては大満足です。僕は言いたいことも言えないこんな世の中じゃ…で止まってしまうのですが、ここで存分にポイズン!していますよ。ポイズン!ポイズン!
ああっ!
でも、あれか!
そういえば今までの僕の話は全部嘘で、この先も全部ウソだったんだ!
マジかよ…!嘘だったのかよっ!騙されたよっ!なんでだよ!?なんで嘘なんかついたんだよっ!
…いや、でも、待てよ…。
この先も全部嘘なら、嘘って言うのも嘘なんじゃないのか…?
これがシュレディンガーのドキュメント!
って言ったらシュレディンガーの半生描いたみたいになるな…。
ジレンマっ!
でいいじゃん…!
もぅむりぃ…。