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modern-times「ponytail」

modern-times「243」
各種サブスクリプション対応
(「ponytail」は3曲目)
こちらから!↓
https://linkco.re/zenmc603

【歌詞】

ポニーテールは風になびいた

ポニーテールは彼女
肩から甘い甘いにおいを漂わせ
セーラー服の裾から
見えない何かを戦わせる

風に揺れたのは誰の心
風に揺れたのは彼の心

作詞 冨川"tommy"功喬
作曲 冨川"tommy"功喬
演奏 Vo,gt ワタナベタカヒロ
   Ba,cho 冨川"tommy"功喬
Dr ガテン・キノシタ

【回顧録】

この楽曲はベースのトミーさん作詞作曲、また編曲もすべて完了しているという。初めて出してくれたのは多分、2014年の夏前くらいだったかな?この頃、トミーくんが出す曲はだいたいアレンジも全部済んでいると言うのが多かったかなぁ…。
また今回の曲に関しても私、ワタナベタカヒロが書いてます。というか、今までの回顧録では自己紹介などしていないですね。一応、modern-timesというバンドのvo,gtの者です。よろしくお願いします。

では、話を戻しまして、このころは正直、もう吹っ切れてしまっていて、去年のトラウマ(4940 0595回顧録にて)を乗り越えたまではいかないもののバンドをとても楽しんでいました。
セッションも板に付いてきて、4人でどんどん面白いものを作れるぞ!って矢先にギターのI上くんから脱退の申し出がきた。正直、「え、なんでぇ」という気持ちが大きかった。このとき、正直、自分でいうのもなんだけど、すごく良かった。いい曲も仕上がってきていたので、普通に「どうして?」ということを聞いてしまった。
理由は大学院への進学のためだと言うことだった。正直、そういう理由か…という安堵感はあり、止められないよなぁ…という気もしていたけど、「もし、本格的にプロを目指すと言うならば続ける!」とすごく上を行った提案をされた。これに一同は正直、日和ってしまい、I上くんを笑顔で見送ることにした。これがだいたい5月〜6月あたりの話だったかな〜?僕たちは今でも、I上くん、帰ってこないかなぁ…とか話をしたりする。一度、トミーさんが再会したときには、「トロンボーンはいらない?」と提案してきたらしく、どこのSAKEROCKリスペクトだよ!という気持ちになった。ギターで戻ってきてほしい…。

それで困ったことに楽曲をスリーピース用に合わせないといけなくなった。僕はいままで4人を想定した楽曲作りばかりしていて、正直困惑をした。そこに救いの手を差し伸べたのがベースのトミーくんだった。落ち着いた感じに「では、曲を持ってきます。」として、すぐに送られてきた楽曲が「ponytail」だった。聴いたら、めちゃくちゃにさわやかでポップなきれいな曲だった。単純に実は感動したんですよね。これは良かった。

ただ、よくよく考えたら、ポニーテールの女子高生が甘い匂いを漂わせているという曲、人から指摘されて、気づいたけど、こりゃ変態的やで。と。でも、なんかさわやかさが勝っている。みたいな。視点、変態的やけど、さわやかさが多分、7:3で勝っているから!
クラスの冴えない男子が好きな女子がセーラー服の裾から何かを戦わせているぞ!って思っていたって、青春というさわやかさには敵わないからな。6:4で勝っているから。

ということで、そんな気持ち悪さも吹っ飛ぶくらいにはトミーくんのこの曲は良いのです。「243」収録曲の中では1番褒められたのではないかなぁ?と思います。

楽曲もシンプルな作りでキノシタさんが結構、このドラムパートを気に入っていた覚えがあります。トミーくんの使っているコードみたいなもんがあるんですけど、なんていうか、バレーコードを用いないで、開放弦も利用しながら和音を作り出すようなやつかな。これはのちのちのモダンの楽曲にもかなり役に立ったなぁ。という。あとはギターの音、久々に聴いたら予想以上にキレイだった。これはクリーントーンにフェイザーとリバーブ。キラキラしていていいなぁ…。またこのパターンは使えたら使いたいですね。

そして、この曲、モダンで唯一と言っていいコーラスワークがあるのです。僕は正直苦手で誰かがコーラスをやっていると引っ張られちゃうんです。これがやらない理由でもあるんですが、これはどうしても必要ということで、やったんですが案の定僕は引っ張られちゃう。なので、ライブのときなどはトミーくんはマイクを使わずに「ポニーテールは」と叫んでいる時期がありましたね。…6:4で勝ってるから。さわやかさが。

で、最終的に行き着いた結論は「ワタナベとトミーの声は合わない」ということで、これ以降、コーラスなどを考える機会はなくなりましたとさ。

あれ?短い?!なんか、こう短いと余白が出来た気分で申し訳ないなぁ…。

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