noteで初めてサポートされた件について
この前のなんの変哲もない、ただの日常を書き殴った記事に、初めてサポートが届いた。否、これまで身内と思われる人間からサポートは来ていたが、今回は初めて「私のファン」だと言う女性から届いた。
私の最古参のファン
許可をいただけたので、こちらに掲載する。実はこの方は、私の処女作品『濡れたカナリヤたち』からずっと応援してくれている方で、前の海底悲歌も、上野オークラ劇場だけでなく、松本シネマセレクトでの上映でも駆けつけてくれた方だ。私の知る限り、最古参の女性ファンである。
このサポートが届いた時、嬉しかった。応援してくれている人がいる、心配してくれている人がいる、自作を待ってくれている人がいる、こういうのは活力になる。「気持ちだけで十分なのですが、ありがとうございます」と個人的にDMを送ると、「せっかくブログからnoteに移行したのはサポート機能があったからでしょ!」と言われる。「いい記事書いてくれたら、惜しみなくサポートしますので頑張ってください」と続けて返信がきた。
今回の記事は、ただ体調が悪いと言うのを書き連ねた記事で、心配してサポートしてくれたに違いないが、今後も、自分のファンが一人でも見てると思うと、頑張ろうと思う。ブログで淡々と書いていたときには無かった交流で、noteに移行してよかったと改めて思う。
思えば、YouTubeで以下の動画を上げた時も、「私も同じように救われました!」と張り合いのDMが彼女から届いた。
YouTubeでも頻繁にコメントを打ってくれて、本当に良い方だと思う。「ファンは自然とつく」なんて話す人もたまにいるけれど、そう簡単につくものではないと思う。『濡れたカナリヤたち』という映画も、『海底悲歌』の映画も、当時の自分の全力を注ぎ込んだからこそ、少ないながらも誰かの心に届いたわけだし、結局全力で取り組んでいるからこそ、見た人はその熱量を返そうとするのだと思う。
他のファンの方々について
実は彼女の他にも、私が認知しているファンはいる。例えば、はてなブログで書いていた時期の読者。これは意外に数が多く、毎度毎度見に来てくれていた人がいる。中でも、ブログから映画を知って『海底悲歌』を見に来てくれた人や、最近ではブログからYouTubeに流れてきた人もいる。きっとブログのファンの方は、一番最初に書いた”奴隷日記シリーズ”(私や私の友人が経験した商業映画でのハラスメント話)が読みたくて、ずっときてくれていたのだろう。もう少しnoteの読者が増えたら、大幅加筆し、改めて友人にも取材をやり直した「完全版」をこちらに挙げようと思っているので、お楽しみに待っていてほしい。現在、準備中です。
それから、最近始めたYouTubeでも新たな視聴者が徐々に集まり出している。なかなか伸び悩んではいるが、毎度毎度200回弱くらいは視聴されるわけで、楽しみに見てますなんて、Twitterの質問箱に届くと嬉しくなる。
純粋に『海底悲歌』を見て以降、注目してくれている方もいる。何人かは、感想をDMで送ってくれたり、こちらのnoteでも反応をくれる方がいる。数はそう多くはないけれど、一人一人の存在がすごく活力になる。
最近は、YouTubeにアニメ制作に、映画制作に、このnote執筆、いったい貴様は何者なんだと思われるような雑多な活動内容だが、そのどれもが、本筋の「映画」に行き着くと信じている。例えば、今私の作品を必ず見に行く人は身内含めて100人に満たないだろう。それが、1000人になれば、どうだ。ミニシアターなら、1日に2、3本打っても、1週間は満員になる数だ。例えどの媒体でも、私やスタジオカナリヤを応援してくれる人がいれば、それだけで「映画」はグッと近くなる。それは、例えば制作会社が、キャスティングで俳優のSNSのフォロワーの数を気にするのと同じで、今の時代、どうしたって数字がモノを言う。私はキャスティングにそんな思考を働かせたくない。だから、自分たちのファンを大切にしたい。
そんなことを考えている。今の全ては、私の理想の映画作りに繋げるための一歩一歩で、そこを疑問視する人や不安視する人はいるだろうが、”やってみる”と言うのは非常に大切に思う。うまくいかなくともやってみて、続けてみる。徐々に徐々に、本当に亀のようなスピードだろうが、好転していくといいなと思う。
『海底悲歌』の上映が終わって、はや3週間。いや、あの映画を完成させてから、もう半年以上の時間が空いている。最近は、とにかく今考えている企画を形にして、誰かに早く見せなくては、と焦っている状況だった。自分が早く書かなければ、ルームメイトたちも次に動けない、自分が早く書かなければ期待して待っている人が消えてしまう、そんな風に焦って、毎日夜中までPCと睨めっこして、で、体調を崩していた。そんな時期に、私の心をぶっ刺すようにサポートが届いたから、心底嬉しかったし、頑張ろうと思えた。
彼女の言うように、まずは体調を整えて、無理せずに次の企画へと一歩一歩進めてみようと思う。改めて、ありがとうございます。そして、これからも引き続き応援してください。
定期的に面白い記事や、いい文章を書けるように、こちらも無理せずに奮闘しますので、是非とも読んでくださった方はぜひスキ(ハートマーク)を押してもらえると、単純なので元気が出ます。よろしくお願いします。
余裕のある方や、なぜか私のファンでいらっしゃる方は、是非ともサポート待ってます。今後の活動に充てさせていただきます。