サジオモダカチャレンジ02
水生植物ど素人のわたしが、#湿地帯ビオトープ に導入するために水生植物サジオモダカを探すシリーズです。Twitterに投稿「01」の続き。
さしてめずらしいわけではない(はずの)水生植物、サジオモダカ。先日の休みも合間を縫って探しに行ってきました。
今回は "ワンド" 、つまり「水位が引いて川の本流と接続が切れた水たまり」を探しに近所の一級河川へ出かけました。一見、干上がるのを待つばかりの切ない水環境に思えますが、1~2ヶ月単位で見ればワンドは湿ったり乾いたりを繰り返している場所と言えます。カラカラでもなく水浸しでもない、こんな不安定な環境を好む生きものもいるのです。まさしく、サジオモダカのように。
15分ほどうろうろすると、なんとなく水流のクセが分かり、ワンドが見つかりました。さらには、すでに干上がった水路、もうすぐ干上がりそうな水路も発見。いままで陸地ばかりをフィールドにしてきたので、目の端で捉えることはあれど、こんな風に水環境をじっくり見るのは初めてなのでとても新鮮でした。河川に関わりを持つ環境コンサルで働いている先輩方や後輩たちは、こういうところで仕事をしているんだなーとしみじみ感じました。一方で私はまだまだ経験が足りませんなーと思いつつ、嬉しくもなりました。
サジオモダカを探しつつ、ワンドに取り残された小魚もちょっとすくってみました。なんだろうこれは。背ヒレ後端と尻ビレ前端の位置が前後にズレているから… エゾウグイかな?わからん。分からなさすぎて笑える。
今日もサジオモダカには出会えなかった。
しかしめちゃ健康にいい活動をしている感じがした。