相対性理論(グループ名)の思い出
お疲れ様です。
今日受水槽の清掃業務だったんですが、マンホールから出て不織布つなぎを脱ごうと思って踏みだした先が残念なことに斜面で、哀れにも滑落したサトウです。
本当は受水槽から落ちたことを表題にしたかったんですが、上司が検索かけたら表題で目に留まって中身まで見たら身バレ確実だったので止めておきました。これがネットリテラシー()です。
滑落して地面まで落ちたわけですが、業務用としては背の低い受水槽(多分2mくらい)だったのと、落下地点が土+葉+弱い枝だったため大事には至らず受診もせず普通に一日仕事しました。
負傷箇所としては左足のアキレス腱の辺の皮下出血と軽い腰の痛みだけです。さすが自分。怪我が軽い。
というのが完全に日記かつ雑記かつ報告です。
本題ですが、
相対性理論って知ってますか?
やくしまるえつこ氏がボーカルを務めるバンドで、
独特のウィスパーボイスが非常に魅力的。
魅力的なボーカルだけでなく、
ギター、ベース、ドラムとボーカルを引き立てるだけに留まらない全体でのバランスが最高。
相対性理論を知ったのは東方の…これはジャンルとしてはなんだ?MADか?
別にこのカップリングが好きというわけではないので、ザッピングしてて見つけた動画だと思うんだけど、使用楽曲に引き込まれてしまった。
こういう楽曲使用は合法ではないと思うんだけど、楽曲を知るきっかけになったのでこっちとしてはありがたい。
こっちが本家本元のPV
というきっかけで相対性理論を知った中学生のサトウ。MADの投稿日的に中学三年生でしょう。
「投稿日と知った時期は一致しないのでは?」
仰る通りなんですが、相対性理論のとある楽曲には思い出があります。
サトウの父は転勤族なので数年おきに引越しをしていた。
中学生の三年間(と高校一年目の夏休みまで)は雪の降る地域に住んでいた。昔は豪雪地帯と呼ばれた地域だが、住んでいた三年間は大した雪には見舞われなかったし、友達の地元(というか職場)のほうが随分と大雪のようだ。
そう思って調べてみたら、人口10万人以上の都市で統計を取ると世界的にも上位というデータも出てきた。元データまでは漁っていないが、どうも人口で区切っている為にランキング上位に位置しているようだ。
残念ながら友達の地元は人口が10万に満たない為対象外のようだ。
まぁ…僕が住んでいた地域も「市」という行政区で考えた場合には、ゴリゴリの山間部からゴリゴリの臨海部までカバーしているバカデカ自治体なので、そりゃ強強豪雪地域もあるだろう。
雪国に住んでいると雪かきは日常的に行う必要があり、それに老いも若きも関係ない。というか中途半端に降る地域で転勤族だと家庭用の除雪機を買うこともないのでとにかく人力で雪かきをする必要があるから、中学生男子はむしろ雪かきの担い手である。
その日は大晦日だった。
紅白歌合戦を見ながら友達とSkypeでとりとめのないチャットをしていると、「お母さんが出勤できないから雪かきしてこい」との命が下る。
なんでこんな年の瀬に夜勤なんだと思いつつも雪かきは好きなのでジャンバーを着て駐車場に飛んで出る。
雪かきに使うのはいつもの角スコップとスノーダンプだ。
深々と降り積もる雪をとにかく端へ寄せていく。
端には少し晴れたくらいでは到底溶かしきれない雪の山。
戯れに腰まで雪に埋もれてみる。
戯れと書いたものの、現実に降っているのはベタ雪なので軽い気持ちで埋まれるものではない。腰まで埋まるくらいまで掘ったのは他でもない自分だ。
雪かきでかいた汗が冷えていくのがわかる。
大したことはしていないが家族のために雪かきをしている自分が誇らしくなる。
当時父のお下がりで使っていたSHARP製のDAP(MP-E200)からは絶え間なく音楽が流れている。
地獄先生 - 相対性理論
当時は音楽のサブスクなんてないし、そもそもDAPのOSだってAndroidベースじゃないし、みんなCDをレンタルして音楽を取り込んでいた。
街灯。家々から漏れる灯。灰色の空。降り続ける雪。たまに車が通る音が聞こえる。
僕はこの景色が好きだ。
耳に流れ込んでくるやくしまるえつこの声。
雪をかくスコップの音。
浸っていても雪は減っていかない。
お母さんが夜勤に遅刻することの無いようにスコップを握る手にも力が入る。
という昔話でした。
今でも雪が降ると少し嬉しくなる。
働き出してからは通勤が大変になるからと嬉しい気持ちだけではいられないのが現実だが、やっぱり少し嬉しい。
相対性理論の他のオススメ曲貼ってくよ~
バーモント・キッス
この曲自体も好きなんだけど、
不可思議/wonderboyというポエトリーリーディングをしている人が使用していたのが印象的。
更に春ねむりによるカバー
気になるあの娘(本家でのアップロードが無いので推しのカバーです)
結構歌ってみた動画投稿している人の多い曲。
さっきまで挙げてた曲に比べてアップテンポかつ明るい曲調
四角革命
ホント歌声もギターもそれぞれが高めあうアクセントになってる凄いバンドだと思う。
ウルトラソーダ
さわやかで好き
この曲のリリース時には、初期メンバーでベースを担当していた真部脩一さんが既に脱退しており、作曲にも深く関わっていた(というか初期曲は真部さん作曲が多い)ので曲調や音色に変化がみられている。でも相変わらず良い曲。
番外編
ちゅ、多様性。
相対性理論の楽曲ではないものの、前述の真部さんが作曲に携わっている為、相対性理論の初期曲の雰囲気がムンムンに漂っている。
いっそのことやくしまるえつこカバーも聞いてみたい。
という感じです。
みんなも聞いてみてね~
最後に一言!
注意一秒、怪我一生!!!
今日も一日、ご安全に!!