
オススメ身近酒⑤サッポロ黒ラベル
イサハイです。
いわゆる大手ビールメーカー、アサヒ、キリン、サントリー…どれも最高のビールを出してくれる会社なんだけれど、俺が最も好きなのはサッポロだ。
これ、ビール好きでは結構あるあるなんだけど限定品なんかも含めて「一番身体に馴染む味」をしてるんだよね。
特に黒ラベルはマジでどこでも買えるビールとしては最高なんだ。
なんというか…人類(ドワーフとかも含むよ)が想像するビールの味そのものだ。
口に入れた瞬間のキリっとした炭酸と、ホップの華やかさと麦芽の旨みのバランス、後味は特に麦が感じられる「ザ・ビールやんこれ」なんだ。
グビグビ喉越しを楽しむもよし、ゆっくり麦の味わいを楽しむもよし。大人なビールだな、と楽しんでいるよ。
俺は缶のまま飲んじゃう事が多いけどグラスで飲むと面白かったりする。
これは全ビール共通だけどね。
試しに100均のグラスコーナーに行くとビアグラスの棚があったりして、これからやってみるとちょっと楽しい毎日が作れるよ。
さて、大手ビールからわざわざこのサッポロ黒ラベルを選んで、今日書いてるのには理由があるんだよね。
ここからは、現実の話としては法的なアレとかあるかもしれないから、ここはインターネットで俺はVtuber、だからバーチャルの物語として話半分に読んでくれると嬉しいよ。
つまりフィクションって事でお願いするよ。
先日の話さ。
俺はいつも酒場勤務終わりに、その近所にある某コンビニで酒を買って、それを飲みながら帰る習慣があってね。
まぁ基本はハイボール類かビール類さ。
んで、いつもいつも行ってるものだから顔を覚えられちまう。
いよいよもって「いつもありがとうございます」なんて言われるようになっちゃって、嬉し恥ずかしのような気持ちになるものさ。
したらこっちとしても「いつもありがとうございます」なんて返しちゃうもので、そうするとまぁまぁ顔見知りになっちまうんだな。
何人かそういう仲になっていって、特によく接客してくれるのは海外の人間の兄ちゃんだった。
(改めて言うと俺は日本語話者のドワーフVtuberだからこういう表現だ)
彼は俺を見るなり、いつもの酒の人ねって顔をしながら「イツモアリガトゴザイマス~!」って言ってくれてたんだ。
最近はめちゃくちゃ日本語上手くなって「ありがとうございます!」だ。
成長を感じてマジで楽しい。
先日、いつものように酒を買って帰ろうとしたら、いつもの店員じゃない兄ちゃんが接してくれてて、特になんでもなく会計を終えようとしてた時に
「あの…」
いつもの兄ちゃんが横から現れたんだ。
その手にはサッポロの500缶がある。
「これ、ちょっと缶に穴空いちゃってるんですケド…よかったら飲みますか…?」
よく見ると缶が凹んでいて、そこからチミ…チミ…と泡が立っている。
恐らく今落としてしまったものだとわかる。
俺はすぐさま返したよ「え、タダすか?」
兄ちゃんはもちろん!と笑顔で頷いてくれた。
俺はいつものハイボールを買い、ついでにタダで訳ありサッポロ黒ラベル500を手に入れたんだ。
法的にはNGだけど、まぁ、バーチャルの世界の田舎って事で見逃して欲しい所だね。
こいつのお陰で勤務後、終電を逃しても泣かずに済んだんだから。
これを頼って3時間歩きました。
俺じゃなかったら泣いてるだろ。ありがと兄ちゃん。