下ネタについて私はこんなことを考えてたりする

私は下ネタが好きだ。
下ネタめっちゃ言う人ってイメージが定着してくれて一向に構わない。

でも、よく誤解を受けるのが、性的にめちゃくちゃオープンな人だと思われるとか、誰でもOKなヤリたがり女だと思われるとか。
それについては断じてそうではないと否定させていただきたい。

そもそも、下ネタは、あくまでも『ネタ』であり、フィクションなのだ。いわば創作物であるからこそ笑いが成立するもので、それは生々しい現実の性的なものであってはならない。それでは笑いにはならない。

チンコ・マンコと言ったところでそれは、生々しい体温の感じられる血の通った肉体としての性器を指しているわけではなく、ギャハハと笑うための記号としてのチンコ凸・マンコ凹っていう単語なので、それは現実とは異なる場所にあるようなものなのだ。

だから、下ネタトークの中に『経験談』なんてのも含まれる事があるが、それも、しっかり消化して構成して、上手いこと脚色し、ネタに昇華してから話すものでなくてはならない。
どれだけドギツくてもいいが、生々しく熱感のあるどろりとした現実味を帯びたエロであってはならない。

……と、私は思っている。

なので、私自身のキャラクターも、エッチなお姉さんや、色気ムンムンBBAであっては絶対にならないし、逆に色気は無いと言われる方が都合が良い。
あるいは、真面目な顔してそんな下ネタ言わなそうなのに!エロい姿なんか想像できねーわ!と、そんな感じで構わない。
その前提の上で私は安心して、デカい声で下ネタを元気に叫べるのである。

なので稀に、そんな機微を一切分かっちゃくれなくて、誤解されることがあると、とても悔しく不快な気持ちになるとともに、下ネタをちゃんとネタに昇華させられていない自分の力不足にガックリと肩を落とすのである。

下ネタは、どこまでも『ネタ』であり、本質は笑いを目指すものであるからして、決して「気持ち悪い」ものではないはずだ。
そもそも、下ネタの対象は、その性質上、特定の誰かではないだろうと推察されるので、下ネタを見聞きして、まるで自分が何かをされるかのように怯えるのはいささか行き過ぎている。
下ネタにまで、「性的で気持ち悪い!」と悲鳴をあげる方は少し神経が過敏になりすぎかもしれない。まず一度、深呼吸をしよう。別に誰もあなた目当てで言ってなどいない。

ちなみになぜこんな事をつらつらと書いているかというと、以前、会ったこともない人にいきなり泊まりがけの旅行の誘いを受けたことがあり不快だったなと思い出したからである。
恐らくは私が下ネタを平然と投稿しているから、尻が軽い女だろうと思われたのだろうなと、不愉快に思うと同時に、自身のネタや笑いのセンスの未熟さに辟易した気持ちになった。

ちなみになんで今回こんな文体なのかと言うと、単に気分です。他の人の記事とか読んでたから影響されちゃったのかも笑


追伸.色気無いと思われてるくらいが都合良いって書いたけど、好きな人にだけは、ちゃんとエロいって思われたいですね

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