![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129139812/rectangle_large_type_2_6e3bf083716d1fac210d2679a2dd6eb1.png?width=1200)
フランケン
冷たい鋭利な刃の感触を
肌で知る
皮膚を裂く刃が
血を滲ませ垂れていく
身を撫で切る瞬間の
痛みの刺激を
自分の躰を切り刻まれて
知るんだ
そして
僕は僕の血肉が赤色か
確認してしまう
縫い留めた跡は
不揃いで
隙間から血肉が見えて
僕は
縫い傷だらけの
酷く醜い姿だ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145501254/picture_pc_03067ba5106da32b2383bd2ae51cd2cf.png?width=1200)
冷たい鋭利な刃の感触を
肌で知る
皮膚を裂く刃が
血を滲ませ垂れていく
身を撫で切る瞬間の
痛みの刺激を
自分の躰を切り刻まれて
知るんだ
そして
僕は僕の血肉が赤色か
確認してしまう
縫い留めた跡は
不揃いで
隙間から血肉が見えて
僕は
縫い傷だらけの
酷く醜い姿だ