夜の底
僕は
地べたに寝転がり
夜空を見上げた
とても
遠い夜空に
手は届かないけれど
欠けた月を
手で触れる真似をして
星は指で
弾く真似をする
夜風が静かに
黒い雲を運んで来て
僕が雲の影に
入ってしまった時
僕は夜の底に
落ちた様な気分で
寝入るんだ
僕は
地べたに寝転がり
夜空を見上げた
とても
遠い夜空に
手は届かないけれど
欠けた月を
手で触れる真似をして
星は指で
弾く真似をする
夜風が静かに
黒い雲を運んで来て
僕が雲の影に
入ってしまった時
僕は夜の底に
落ちた様な気分で
寝入るんだ