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イサブロウ₁₃
2024年7月16日 00:07
私の書く物に不快に思う者達が居るだろう?だったら其の不快感を吹き飛ばせるだけの物を書いて魅せれば良い表現力を魅せ付けてみなよ
2024年7月13日 00:39
夕焼けの街中を僕は歩く僕は何時も素顔を見られたく無いから被り物で顔を隠しているんだって思われてる…此れが僕の素顔なのにね
2024年7月13日 00:37
地上に在る物は全て暗色の景色形も表情も曖昧で分かりにくいんだ其の中に 僕も居て少しずつ色を変えてく錆色の空に記憶が呼び起こされ思い出す錆色の空に視える僕の情景
2024年7月9日 17:43
花の残香に誘われる様に指先で触れる花の淡い色に見入ってしまうんだ春風が残り少ない花弁を攫って行き僕の周りに花弁が舞う
2024年7月8日 01:47
枝先を上げてもあの高い空迄は届かないけれど緑の葉を伸ばすんだザワザワと揺らす緑の葉に風を感じ僕は唄うよおいでよ此処に僕の元へ此の樹洞の中に木の鼓動を奏でるからおいでよ僕の元へ濃緑の香る樹洞の中で其の骸を守るから
2024年7月6日 02:25
僕は地べたに寝転がり夜空を見上げたとても遠い夜空に手は届かないけれど欠けた月を手で触れる真似をして星は指で弾く真似をする夜風が静かに黒い雲を運んで来て僕が雲の影に入ってしまった時僕は夜の底に落ちた様な気分で寝入るんだ
2024年7月6日 02:21
影の中に隠れていてもジメジメした所にいたとしても此のクセの有る強い香りを辿り見つけてみなよ
2024年7月6日 02:08
゛トントン〝゛コッ〝゛カタン〝まだ誰も居ない筈の静かな職場に何者かの気配がする゛ガタガタ〝と音の鳴った硝子を見ると何者かと眼が合って僕に何かを言ってたんだ
2024年7月6日 02:03
私は白い私は高い声で鳴くよ小気味よい私の声は人を迷わせる事が有るみたい僕は黒い僕は低い声で鳴くんだ耳障りな僕の声は人に魔がさす事が有るんだ
2024年7月6日 02:13
柔らかな風が誘う様に通り過ぎるまるで僕の視線を上げさせる様に誘うんだ其処に有ったのは花の香り漂う 春霞だ柔らかな風に揺れる枝が僕に花の香りを落としていくんだ
2024年2月15日 08:47
内緒話を傘の中でしたくて静かな雨が降るのを待っていたんだ
2023年9月22日 19:51
外に出た途端私に合わせた様に雨がポツポツと降ってくる傘をさしてテンポの良い雨音に合わせて歩く水溜りに波紋磨りガラスの様な景色傘から落ちる雨の雫に触れてみると指先にから手首にまで流れていく一粒の雫が雨の冷たさを教えてくれる
2023年9月15日 20:21
月明かりが照らす本の世界で君が居る物語を探すんだ君に名前がなくても探せるよ君が此の中の一つの物語の中にだけしか居なくても君を探すんだ
2023年9月7日 20:32
陽が沈む頃黒髪の森の精霊が現れる黒髪の精霊は落ちた花弁と葉を幾つか拾い暗い森の奥へと行くのだ森の奥に鏡の様に綺麗に夜空を写す池があって其の池に拾った花弁と葉を浮かべるのだ其の水鏡の池で起こる波紋と星と月、花弁と葉を眺め見て此の世の道筋を知るのだ