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「バズ・ライトイヤー」を観た

ディズニープラスで「バズ・ライトイヤー」を観た。
言いたいことをただ箇条書きするので、ネタバレしかないと思う。
知りたくない方は、ゴメンね。またいつか会いましょう。

お話しする前に:
私は今日、無性にオニオンスープが作りたくなった。
というのも、私はなぜかイライラすることがあると無性にスープが作りたくなる。特に手間がかかるやつ。
オニオンスープなんて手間しかないので、自分で思ってるよりイライラしていたんだと思う。
だからオニオンを切り刻み、ひたすら炒めた。
その時に「バズ・ライトイヤー」をながら観したので、多少見逃しているところがあるかもしれない。
その点はご了承いただきたい。
オニオンスープは超おいしくできた。

以下、感想。箇条書き。

・SFオタクが作った映画だったと思う。オタクが作ったものは信頼できる。よかった。
「ベイマックス」もオタクが作った映画だったんだろうな、という感じで作品の背後に「アメコミならこの展開が定石だろ?」みたいな作り手のワクワクを感じたんだけど、今回のバズ・ライトイヤーもそれを感じた。
ちなみに私は「スターウォーズは1~6まで全部観たけど、少しも好きじゃなかったし、何なら怒りさえ覚えた、SF全然興味ない人間」だから多分いろいろ拾えてないネタがあるんだと思うが、それでも「あー、面白かった。」って思える映画だったと思う。

・ザーグの正体が、バズの父親だった設定は、トイストーリー2で出てきていて、それはスターウォーズの設定のオマージュだったが、その設定は本当は別の時間軸を生きた未来の自分というものに変わっていた。
ググってみると、これは別のSF映画「ロスト・イン・スペース」を踏襲したもの、と読んだので、やっぱりオタクが作っていたんだな、と思った。

・監督ググったら、日本作品のオタクだった。ガンダムとか好きなんや。なんか分かるかも。

・タイムトリップものって、分かりやすくするために絶対作中に一回図解シーンが入るし、今回も入ったけど、私はタイムトリップ自体がもう全然わからないので、わからなかった(頭悪いな)
そこがザーグの正体にも関わってくるんだけど、なんかもう、分かんないので全てをそういうものとして受けとったから、多分何かしらの感動が失われていると思う。申し訳ない。

・映画のストーリー全体の構成としては「カールじいさんの空飛ぶ家」方式だなと思った。愛→冒険→愛を再認識って感じ。

・↑調べたら脚本の人、同じやん。だと思ったー!

・トイストーリーで、アンディーの家に来たばかりのひとりよがりなバズを思い出した。伝わらないと思うけど、「トリック」最後の映画の一番最後、上田と山田再会シーンぐらい、私的にはなんかエモかった。

・人形としてバズるのであれば、バズじゃなくてソックスだろ。ソックスほしい。かわいい。私の人生でも5分かせいでほしい。

・映画公開時に、同性のキスシーンがカットされた、とか上映中止になった国もあるとのことだったが、超ごくわずかな描写だった。え、これもう切られたやつだったんかな?まあ、どっちにしろ、私は別に気にならない。
最近のディズニー作品を観ると、ディズニーが最近取り組んでいるのは、LGBTQ+問題と知的障害のある人をいかに普通に物語にいれるかということだと思うんだけど、LGBTQに関してはだいぶ成功してきているのでは?と思った。
ただ、この映画の設定が、「なぜアンディーの家にバズのおもちゃが来たかと言うと、この「バズ・ライトイヤー」という映画が流行ったから」という設定で、つまりこの「バズ・ライトイヤー」はトイストーリー公開時の1990年代に上映された映画ということになる。そう考えると1990年代のアメリカで、これだけ同性愛が普通に描かれていたかな、というとそうではなかったと思う。
1990年代に作られた、という設定のためタブレット端末などは出てこないという設定は守ったのに、そこは守らなかったんだ、というのはちょっと思った。まあ別にいいんだけど。
しかし本当に物語の中心人物が恋愛しなくなったな。90年代の「女の子だってセックスしたい!」みたいな時代の女の子たちも好きだったけど、正直私はこっちの方が観やすい。
これは確実にアメリカの女性史と関わってくる話なので、「アメリカ社会における女性観とその時代のディズニー女性キャラクターの関連性について」という論文にいつかまとめたいと思っている。

・バズ・ライトイヤーのアトラクション、ランドのトゥモローランドにできないかなー!

以上

総評:ディズニー好きよりSFオタクにハマると思う。そしてSFオタクは観たら私に感想を教えて。

ピノキオ実写版も公開されたし、何なら「私ときどきレッサーパンダ」も「ルカ」も観てないので早く観ないと。
どちらも評判いいよね。
劇場公開されてないからあんまりバズらなかったけど。

無限の彼方へ、さぁ行くぞ。

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