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アートなねじで実現する製造革新 ―― 特殊ねじが拓く効率化と軽量化の新時代
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「これは一体、どこで使われるねじなのだろう?」
初めてこのねじを目にしたとき、まるでアート作品を見るような感覚を覚えました。精密な加工が施された特殊な形状。それが、三喜製作所が生み出した"これまでにないねじ"です。
このねじが、製造現場の効率化や製品の軽量化をどのように変えていくのか。三喜製作所の三宅社長にお話を伺いました。
三喜製作所の強み:六角穴加工と最新技術の融合
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モノづくりのまち・東大阪に拠点を構える三喜製作所は、六角穴加工のスペシャリストとして知られてきました。特に小さなねじへの加工や、難削材への精密な穴あけ加工を得意としています。
近年では、多角加工・螺旋加工・ターニング加工に対応できる最新機械を導入。これにより、従来では不可能だった形状のねじを生み出すことが可能になりました。
三宅社長インタビュー:「ねじの概念を超えたものづくり」
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――三喜製作所がここまでの進化を遂げた理由は何でしょうか?
三宅社長:「うちはな、ただのねじ屋やないねん。お客さんの困りもんを解決するのが使命や思てんねん。『こんなねじ無理やろ?』言われる時こそ、三喜製作所の出番やと思てる。そこに挑戦する価値があるんや」
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――最新の機械を導入したことで、どのような技術が可能になったのでしょう?
三宅社長:「今までうちが得意にしてた六角穴の技術と、新しい多角加工や螺旋加工の技術を組み合わせたら、びっくりするようなねじができるようになってん。これまでお客さんが『無理や』思てたような形も、『できるかも』に変わるんですわ」
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――この特殊ねじが、どのような業界に貢献できると考えていますか?
三宅社長:「いやぁ、可能性は山ほどあるで!軽くせなアカン自動車関係はもちろん、細かい精度が必要な医療機器、最近めっちゃ増えてきたロボットの分野とかな。どの業界でもねじ一本で困ってる現場はあるはずや。うちの技術で解決できることがきっとあるはず」
特殊ねじがもたらす具体的な可能性
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従来の製造現場では実現が難しかった改善が、特殊ねじの採用により可能になると考えられます:
想定される効果:
組立工程での改善例
複数のねじ止め作業を1本化
特殊形状による位置決め時間の短縮
作業手順の簡略化
設計面での可能性
部品点数の削減による軽量化
特殊形状による強度向上
新たな製品構造の実現
製造管理面での効果
在庫管理アイテムの削減
発注業務の効率化
品質管理工程の簡略化
まとめ:特殊ねじが拓く製造現場の未来
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特殊ねじは、単なる「締結部品」から「製造プロセス改善のソリューション」へと進化しています。御社の製品でも、特殊ねじの採用により、想像以上の効率化・軽量化が実現できるかもしれません。
三喜製作所の挑戦は、製造現場の未来を変える可能性を秘めています。お客様の「できたらいいな」を「できた!」に変える――その一歩は、既存のねじを見直すことから始まるかもしれません。
まずは、現在使用されているねじについて、改善の可能性を探ってみませんか? 思いもよらない効率化・軽量化のヒントが見つかるはずです。