積極的に話す(短文エッセイ)
私は自分の事を
おしゃべりだと思う。
なので、
ある一定の時期から積極的に話さなくなった。
余計な事を言うし、
笑いを取ろう等と考えようものなら
人を傷つけてしまう事が多いからだ。
ただ、
世の中はそれで通用しない。
積極的に話さないといけない場面があるし、
何だったら、
自分から話さない人に不安や不信感さえ覚える。
昔、自分が傷ついた人がいたら謝りたいし
話した結果が良いものとは限らないが、
話すという事には、
自分や相手のためになる事が絶対に潜んでいる。
このエッセイを読んでくれた
誰かの明日が、
余計な事に蝕まれて
自分の言葉を飲み込まないように。
誰かの積極的な一言の
助けになりますように。