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エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する5つの原則

書籍情報

世界的経営学者が発見!
戦略や計画よりも重要で、成功に直結する思考法

「手中の鳥」の原則
「許容可能な損失」の原則
「レモネード」の原則
「クレイジーキルト」の原則
「飛行機のパイロット」の原則

を習得できる、日本初の入門書が登場!

【エフェクチュエーションとは】
エフェクチュエーションを発見し、提唱したのは、
現在米国のヴァージニア大学ダーデンスクールで
アントレプレナーシップの教授を務める
サラス・サラスバシーという経営学者です。
彼女は、カーネギーメロン大学の博士課程在学中に、
熟達した起業家たちに対する意思決定実験を行いました。
そこで発見されたのは、起業家たちの意思決定における
明確なパターンの存在でした。
その論理は5つの特徴的なヒューリスティクス(経験則)に落とし込まれ、
総体として「エフェクチュエーション」(Effectuation)と名付けられました。
2001年に、経営学分野で最高峰の学術雑誌『アカデミー・オブ・マネジメントレビュー』
で最初の論文が発表されて以来、エフェクチュエーションは、
アントレプレナーシップや価値創造に関わる分野を中心に、
幅広い領域に大きなインパクトを与えています。

【エフェクチュエーションの特徴】
・「目的」ではなく、手持ちの「手段」から生み出せる効果(effect)を重視する
・「予測」ではなく「コントロール」によって対処する
・予測や計画を重視するコーゼーション(因果論)が通用しない、不確実な状況でも有効
・特別な天才の思考法ではなく、どんな人でも学習して身につけられる!


レビュー

おすすめ度:★★★☆☆(普通)
マストバイ:☆☆☆☆☆ (買わなくてもいい)

pivotの動画で興味を持って、本も買ってみた。
pivotの動画説明で、書籍の7割ぐらいカバーされていたので、深掘りしたい方は書籍を買ってみるのがいいが、あまり内容の深掘りにはつながらなかった。流し読み程度。
後半に、サイボウズ中村さんの事例が収録されており、ケーススタディとしてエフェクチュエーションの事例がトレースできる。

不確実性が高い中で、エフェクチュエーションとコーゼーションを見極めながら、適応していくことが求められる。スタートアップ起業家のように楽しく柔軟にビジネスをドライブしていくことが成功の鍵。それを学術的な視点で分析、論点をまとめたもの。


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